投稿日:2022年6月21日 最終更新日:2022年10月7日 記事制作:奥本 光城
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実はとても変化している天気
(季節による太陽の高さや大気の状況などの影響)
スタジオ内で季節を表現する時
光の質をコントロールします
ぱっきっと強い太陽光(夏イメージ)
夏の日向の強い光
太陽の位置は高くて
影がはっきり
そして
色くっきり
そんな写真のお手本は
夏の化粧品のコマーシャル画像
いつもの
シュミレーションソフトで再現してみます
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重要なことは
1.ストロボのリフレクターを外す
2.被写体方向からみて発光管が一直線になる方向にする
3.できるだけ遠くで高い位置にする
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(正直ちょとシュミレーターの限界もみてとれますが、影がくっきり出ることをここでは理解してください)
くっきり影が夏をイメージさせます
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木の影を入れたり
水を使ったりしたコマーシャル写真もよく目にします
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冬の光
低くて横から当たるような
光を想定
夏よりも少し
柔らかく
それでも真のある光
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影が伸びます
夏の光同様
ベアーバルブ状態は同じですが
セッティング位置を下げて
近くに移動して光量を落としています
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影が強い光
どちらも太陽の光がダイレクトに当たることを想定したライティングなので
色は綺麗に表現できますが
被写体の魅力を十分に引き出しているかというと
そこには問題が発見できます
なので
他のライトで調整します
その時使うライティングツールは
アンブレラとソフトボックス、ディフューザーを使うのが一般的です
一般的という曖昧な表現をしたのは
工夫次第でどんな形でも良いからです
キーポイントは
「大きな発光面で近づければ近づけただけ柔らかい、影のエッジの出にくいソフトな描写が可能になること」
そのためには反射を利用するか、ストロボの前に透過幕を挟み込むことです
反射なら壁でも天井でも良いですし
透過幕なら乳白色のゴミ袋だって構いません(ストロボの熱で燃えないように注意)
反射光でも透過光でも
そのクオリティと方向をコントロールするなら
アンブレラかソフトボックスが良いという結論なのです
トップライトを追加する
冬の太陽光のライティングにトップライトを追加して撮影してみます
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実際に撮影してみて
嫌な影がある場合は
それをその都度解決していきます
ライトを加えたり位置を移動したり
白や黒のケント紙を使ったりしながら撮影をします
被写体が反射する商品の場合は
ディフューザーで囲んで撮影します
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まだまだ、納得いきません!
という経験も多くライティングが決まるまでは思考錯誤を繰り返します
PCの様な少し大きめのディスプレーに映し出して写りの歪みやエッジ、影などをチェックします。
まとめ
今回は硬い光を作って
その角度で季節感を表現しました
それだけでは全体の描写が雑な感じなので
トップライトを加えた例をあげました
また、商品の反射などを細かくコントロールするなら
ディフューザーで囲んで撮影する方法があります
その考えからの間で
自分らしいライティングを考えつくのが
ストロボライティングの面白さです!
楽しみましょう!
投稿者プロフィール
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- 株式会社フォトサリュ代表
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。
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