投稿日:2022年11月11日 最終更新日:2022年11月18日 記事制作:奥本 光城
物撮りをすることになったら、どんなシステムで撮影するのか知りたい。そして、スペースを確保したら、予算を立てて報告。稟議書が通ると購入可能になる。全て一人でやるとして、何が必要なのか、知っておきたい。そんなあなたにお伝えします。
物撮り基本的知識
どんな撮影をしたいのか、と言っても物撮りセットに大差はない。撮影したい見本写真としてシュミレーションソフトでの撮った写真を載せておく。ちなみのこのシュミレーションソフトはとても便利だ。大体日本円で高い方の良い方が、2万5千円くらい。安い方が1万4千円くらい。ドルでの購入なので為替相場に注意したい。どちらもセール価格でそんな感じ。その名も「set a light 3D」STUDIOは高い方で定常光も含めて色々なライティングができ、空間の大きさも自由に変えられます。一方安い方のBASICは大中小の決められた空間内で、ストロボ5灯まで配置できるタイプ。無料ダウンロードで15日間お試し可能。ご自身のPCで動くか確認して導入すると良い。
このシュミレーターで以下、説明していく。
カメラのポジションで撮影された被写体は形が変わる。少し斜めにずれただけで遠近法が誇張される。物撮りの際は、左右の見え方や直線の均等具合などを目を泳がせながらチェック。カメラのモニターや、PC上にガイドを表示させてより細かく確認する必要がある。手持ちでは毎回ずれてしまうので、カメラは三脚に固定。強調したい面に多めに光を当てることもあるし、後処理で商品だけ切り抜いて使用するために、白が飛びそうな部分には黒いケント紙でエッジをしめて切り抜きやすくすることもある。
必要機材
・ストロボ(アンブレラセット)× 2セット
・ストロボ(バンクセット)
・ディフューザー(トレーシングペーパー)スタンドセット× 2セット
2本購入・バック紙
・バック紙スタンド
・カメラ
ミラーレスのフルサイズ。そして細かな描写を近づいて撮れるマクロレンズ。
・カメラスタンド
・AS-15 または無線シンクロ発信機
総額
なんだかワクワクの高額。今回はジェネを中心にヘッド3灯でアンブレラ2灯とバンク。そして
その他アクセサリー類。カメラも最近はミラーレス化が完了して高いので、レンズ2本と本体で想定40万円くらい。そのストロボとバックスクリーンで他85万円くらいします。ビックプロジェクトです。もっと安く見積もるならものブロックタイプにすると50万くらいになるかもしれません。
撮り方
ストロボメーターで露出を測りながら、光の強さを調整します。
光るものの場合は、どんどん白いトレーシングペーパーで囲んで写り込まないように気をつけます。黒のケント紙と白はバックスクリーンから切り取って使います。カメラの写り込みも極力気をつけてなくすので、神経を使います。
かなりの高額商品
ストロボ機材は高いです。綺麗に撮れますけど、一気に揃えられなければ、少ない機材で工夫して撮影をし始めます。そして、収益をあげたら機材購入してはいかがでしょう。それか、外注で撮影を頼むのが良いかもしれません。
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投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。