投稿日:2023年2月28日 最終更新日:2023年3月11日 記事制作:奥本 光城
被写体の前を照らす光、バックを照らす光、そして被写体を後ろから照らす光という3つの種類の光の群があることを理解しましょう。これを意識すると、ストロボを使わない屋外での撮影バリエーションも、色々と工夫することができるコツがつかめます。
ライトの区分
スタジオ写真でのおおまかなライトの区分として次の3つを挙げることができます。
1.被写体の前面の光
被写体を立体的に表現する光です。
メインとフィルで構成します。
反射板やさまざまなアクセサリーを使って自分の光で被写体の魅力を引き出します。
もっと詳しく知りたいなら、被写体前面の光を考える:立体感と色再現でどうぞ。
2.被写体の後ろ、バックを照らす光
3.被写体のエッジを表現する後ろからの光
光は足し算
3つの区分の光をそれぞれ独立させて考えてセッティングすることが重要です。その上でそれぞれが干渉しないように組み立てます。人物の立ち位置が変わるとすべてが変わります。位置も、出力もすべて変わります。被写体の立ち位置が重要になります。それでも撮影に支障が出ないように、ちょっと幅を持たせたアバウトなライティングと状況に合わせてカメラ設定を変えたり、Rawデーターの現像時の処理で対応します。
日本人に多い黒髪の場合には特にハイライトで黒髪にハイライトを入れることが重要です。
写真をみてみましょう。髪の毛の雰囲気や肩の丸みやジャケットの素材感など写真が表現する因子は多岐にわたります。
どれだけのライトを使っているかご覧ください。
set a light 3D Studio
セットアライト3DにはBasic(ベーシック)とStudio(スタジオ)があります。
そんな中Studio(スタジオ)タイプなら一度に使えるストロボの数が多いのが特徴です。
今回ご紹介したライティングの場合、11灯使っています。
Basic(ベーシック)なら5灯までです。
詳しくは【モデル撮影だけじゃない】 写真の基礎を勉強したいあなたにおすすめset a light 3Dフォト・シュミレーターでお伝えしています。
最近の価格も確認でき次第更新しています。
set a light 3D 公式ホームページはこちらからご覧いただき、ぜひ15日間お試しダウンロードをお試しください。
私の場合、若い頃、写真が好きでカメラショーに行ってもプロ用の機材、特にストロボ機材については理解しようと思ってもわからない状況でした。
運良く、ストロボメーカーに入社して営業として販売、展示会、勉強会に参加することができました。
機材を持っていなければ、確認やテストできないことをシュミレーション上で体験できることが重要です。
ソフトウエアの更新も頻繁に行われています。もう、数年になりますがとても面白いソフトです。
色々な使い方ができることを実感しています。
NFTを作ることにも注力してきた私は、この3D空間を使ったイラストなどの撮影も可能にしてくれます。
この3D空間では鏡を使うこともできます。また、好きな画像を読み込むこともできます。
構造物を作ったり、変形させたりしながらクリエイティブに利用できるのです。
丸とか、円柱とかを工夫して組み合わせてキャラクターっぽくしてみました。ちなみに下のイラストで新年の挨拶も作りました。
そんな、便利で優秀な写真シュミレーターの公式サイトはこちらからご覧ください。
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。