投稿日:2022年12月23日 最終更新日:2023年1月28日 記事制作:奥本 光城
光をコントロールすることで、3次元の物体を2次元の紙の上で表現することが写真を綺麗に撮ることの本質です。ライトが重要なのでその技術をライティングと言います。写真を本気でやってみるなら、シュミレーションソフトを使うのが写真上達の近道です。安いソフトで使い物にならないようなソフトではありません。お試し無料ダウンロードで使ってみて下さい。「公式サイトはこちら」
お試し無料ダウンロード

2022年の12月、ソフトウエアのアップデートがありました。内容をご紹介します。何種類かのライト、特に2種類のビューテイーディッシュが追加されました。そして、なぜか、ライトの乗っていないライトスタンドと、カメラの乗っていないビデオ三脚。そして、定常光ライトが数種類。そのほかには、バグなどの改善のようです。アップデートは無料です。モデルがごっそり変わるようなアップデートを除いては追加料金なしが嬉しい。日本語対応していませんが、使い方はいたってシンプル。触っているうちに覚えられます。それを実感してもらいたいので、お試しダウンロードがおすすめです。機械的に動かせるのが確認できたら安心です。あとでもう少し詳しく説明しますが、安い方のBasic(ベーシック)と高い方のStudio(スタジオ)タイプがあります。あとでアップグレードもできるので無理しないで大丈夫です。選べる空間の大きさや、一度に使える照明の数などが異なります。お試しダウンロードはこちらからDownlooadsを情報にあるタグから選んでウインドウズかマックで選びます。特に登録が必要な訳ではありませんので、15日間遊び倒しても大丈夫です。

リングライトの記事を書き直すために、シュミレーションソフトを使いました。円柱と人物を想定して、リングライトの特徴を説明しました。

帽子をかぶっていてもカメラ位置から被写体の色を出す、そんなフィルライトです。
お試しダウンロードをしてその面白さをじっくりと味わって下さい。
15日間じっくり使って試してみることができます。まだ、日本語対応していませんが大丈夫です。
先ず最初にBasicタイプの安い方のソフトをダウンロードして、十分と思うかどうか確認しましょう。
Studioタイプは高い方のソフトで、機能が制限されません。
制限される機能で私が気になるのを3つ挙げてみます。
・部屋の大きさを自由に変更できる
これくらいの大きなスペースでのシュミレーションが可能になります。
・カメラの数を増やせる
カメラの位置を記録しておきたい時にカメラを複数台設置して切り替えができます。
・定常光が使える
気になる点は人それぞれです。使ってみてからの自分の評価でいいと思うのです。
set.a.light 3D V2.5 STUDIO (MAC/WIN)現在の価格
通常価格が229.90ドルのところ
169ドルになっています。
安い方のBasicだと119ドルが84ドルに!
まずおためしダウンロードをすぐにして、
できることを確認してみましょう。
最新価格は下記オフィシャルサイトでご確認ください

ちょっと安めのBASICとSUTUDIOの違い
STUDIOが高くて
BASICが安いです
断然STUDIOをお勧めしますが
機能を抑えたBASICがより安くてお手軽かもしれません
BASICで我慢するのは
1.部屋のサイズがS、M、Lと決まったサイズのみ
これは我慢できるかも
2.5つまでのフラッシュ使用
これはギリギリ
写真館さんのライティングだと
メイン✖️1 フロント✖️1 トップ✖️1 バックライト✖️2
で5灯でもう一途アクセントライトをれられないと無理があります
3.色温度が変えられない
4.たくさんのカメラが置けない
5.壁紙のインストールの制限
6.出力画像サイズが小さめ
後からアップデートするなら
15ドルくらいトータルで多めに払うことになります

set a light 3D(セット・ア・ライト・スリー・ディー) 選べる2つのバージョン | Basic(ベーシック) | Studio(スタジオ) |
部屋のサイズ選択 | 大(8✖️10✖️5m) 中(6✖️7.5✖️3m) 小(5✖️6✖️2.5m) | メーターで自由に入力可能 |
同時に使えるフラッシュ(ライト)の数 写真館の基礎的ライティングでは6灯使って解説 | 5つ | 無制限 |
定常光のライトの使用#1 (スタンドやキャンドルなど装飾品としてのライト) | 使えない | 使える |
Goboはプロジェクターみたいなライトです#2 | 使えない | 使える |
色温度の設定#2の左側の模様が少し暖色系です | 使えない | 使える |
読み込めるピクチャーウォールのサイズと形式 長辺はどちらも2048ピクセル | JPEGのみ、7枚まで | JPEG、PNG、無制限 |
レンダリングサイズ (出力画像のきめ細かさの設定範囲) | 1920ピクセル | 3840ピクセル |
カメラの数(アングルの保存ができる) | 一台 | 複数台 |
アップデート価格(最初はベーシックで後で変更して Studioにすることができます)(2023.1.12) | 134.99ドル→89ドル | |
只今の価格(2023.1.12) | 119ドル→84ドル | 229.90ドル→169ドル |
BasicをStudioに アップデートした場合のトータルコスト(2023.1.12) | 173ドル |
参照#1 【Studioでしか使えない定常光のライトやランプ、キャンドル類】

参照#2 【StudioタイプだけのGoboは演出用のストロボライト】

表情の調整
まずは表情を調整できる様になりました。


今までは表情についての調整は全くできませんでした。
今回のアップデートでは
5種類の感情のスライドバーでの簡単調整や
それぞれのパーツの調整、顔のイラストのスライダーでの
調整ができる様になりました。
唇の上下やほっぺの緊張感を表現できます。
ちなみに5種類の感情は、happy(幸せ),sad(悲しみ),angry(いかり),saprised(驚き),disgusted(うんざり)。
カメラアングルとの組み合わせでさまざまなシチュエーションが作り出せます。

追加されたライトや小物、大物
車が追加されたり、さまざまなライトや小物が追加されました。
より幅広い状況設定が可能になります。
ちなみに車内にモデルを配置しての撮影も可能です。
そして、鏡(ミラー)が登場しました。
画像の反射だけでなく、ライトも反射させることができます。

表現するためのツール
このソフトのいいところは
何かを表現したいとき
それを形にして見せることができるところ。
セットやモデルを配置して
カメラポジションの画像をかくにんして
画像を保存。
その後フォトショップなどで文字入れなどをするといい。

より表現の幅の広がった
set a light.3Dをお試し無料ダウンロード
私自身
このソフトを使うことで
どんどん記憶の中のスタジオライティングを
ブログの記事にしています
スタジオ設計にも役立てられます
アップデートで自由度がどんどん上がる


ジェネラティブで作った自分のプロフィール用写真を取り込んで、椅子の上に配置。そこにストロボで光をあててシュミレーション上で再撮影しました。通常のイラスト作成とは一味違った表現をすることができます。
set.a.light 3DFor Photographers