投稿日:2022年4月20日 最終更新日:2022年7月10日 記事制作:奥本 光城
写真のことでのお悩みを自分で解決することは簡単ですか?
現代社会では
調べることが簡単な世界です
でも調べることのできない情報が存在するのも事実です。
写真撮影でやってはいけない10のこと
1.何を表現するか決めていない
人や商品の何を写真に表現したいのか決めます
色や、形、機能など1番にしたい部分をきめます
2.どの面を撮ると魅力的なのか考えない
3次元の物体の魅力を2次元の写真で伝えることを基本とする
人や商品を見てパッとその魅力を発見してその魅力の成分を発見すること
3.魅力を引き立てる背景を考えないで撮影を始める
最初に魅力的に撮影するために必要な要素を考える必要がある
背景は重要だ
背景表現では色や形をコントロールして
被写体の魅力を増大させる
同系色で安定を目指したり
反対色で不安定を演出したりできる
季節感をだしたり、使用する状況を想像させることも可能だ
4背景との距離感と被写体の形を魅力的に表現するためのレンズを考えないで撮影する
レンズの焦点距離とは撮像素子(昔で言うフィルム面)から最短で焦点が合う(ピントが合う)ところまでの距離をmmで表現したもの
大きく分けてると超広角、広角、標準、中望遠、望遠と分けることができる
焦点距離が17mmとかから50mmを標準として1200mmくらいまでラインナップがある
広角なら被写体の形が変化させやすく、背景との距離感や奥行き感など表現できる
被写界深度(ピントが合う範囲)も広くなる(手前から奥までピントが合いやすくなる)
標準レンズなら撮り方(絞り値の選択とカメラのアングル(角度))で広角的な撮り方も望遠的な撮り方もできる
望遠レンズならその優れた圧縮効果で、被写体を歪みなく捉えやすく、背景との接近感も表現する
5.三脚を使わないで撮影する
ちょっとしたカメラ位置の変更が出来上がりの写真を大きく変える
それなのに手持ちなら毎ショット、違う写真になる
写真を撮る時
それが風景写真であっても
商品撮影であっても
できる限り三脚を使い構図を決定して写真を撮るべきだ
そんな気持ちを忘れずに三脚を使えない場合には
撮影後のレタッチでの調整の為にちょっと引き気味での撮影を心がけるといい
6.その場の環境光で撮ってしまう
人が生活している環境なら
その部屋の照明、窓から差し込む太陽光などで撮れる場合もおおい
それぞれの光には特徴がある
太陽光も時間帯によって変わるし
日陰は青空の影響も受ける
そして室内灯
これら全ての光には色温度がある
そして色の成分が異なる
太陽光が一番色表現性が優れていて
それに近いものとしてストロボ光がある
LEDも技術確信が進んで演色性がRA=95以上ならかなりいい(100が自然光に近いとされている)
ただし、LEDによって赤の成分が少ないものもあるので
ちょっと赤目に見えるものくらいのものがいいと言う肌感はある
それをちょっとでも理解した上で
自分の照明を選んで撮影をする
基本はカメラ位置からサイドに45度
上方に45度の位置にメインとなるライトを置くと
被写体の立体感が影を使って表現できる
風景写真なら
太陽が動いて適切な場所に行くまで待つしかない
7.ホワイトバランスをオートで撮ってしまう
最初に言わなくてはならないのは
オートホワイトバランスの優秀さ
さまざまの光源が混ざっていても
平均的な色を表現してくれる
ホワイトバランスとは白いものが白く写る状況を作るカメラ内の設定のこと
プリセットホワイトバランス
それぞれのカメラでの設定方法は覚えておきたい
その上で
あえてデーライトに設定して固定し
フィルムカメラでリバーサル撮影をしていた頃の感覚で撮影することも可能だ
朝夕は色温度が下がるので赤みが増す
日陰は青くなるし
蛍光灯の下は変な緑色になる
8JPEGだけで撮っている
JPEGは圧縮スタイルのファイル処理で
たくさん撮れる
でも
後からの加工で、劣化するので基本的にはレタッチ不可になる
カメラの性能を発揮するならやはりRAW(生)データでの管理が望ましい。
しかもきめ細かく処理している分諧調(暗いところから明るいところまでの表現力)がいい
RawだけでとるかJpegとRawの同時記録が必須になる
9.フォトショップを使っていない
フォトショップは月額料金の掛かるソフト
でも必須
なぜなら
さまざまなシーンでサイズの違うPNG(画像データーの種類)を作る必要があるからだ
ホームページでも使用するし
NFTを販売サイトに登録するときも必要になる
写真を配置して文字を入れてのデザインはすぐに実行する必要がある
10.メンターは必要ないし、撮影が必要ならカメラマンを雇えばいい
世の中の商業活動に不可欠なものはなんでしょう
ネットです
サービス、商品を説明して
問い合わせや注文を受ける
そのための動画や写真、そして宣伝バナー
ネットでの生配信
それを見てもらうためのSNS運用
ナラティブ(ちょっとした物語的なアプローチ)など
シナリオ設定できる感覚
通常、カメラマンは撮影のみ
分業
文章があっての写真で
ネットに有意義な記事を投稿することで
上位検索される
だから
全部できるカメラマンとか
メンターが必要になる
そして社内にプロジェクトチームが必要になる
部外から全体像を説明してくれるメンターを呼んで
チームのみんながその流れを理解して
それぞれがその力を発揮することになる
自己紹介
写真でこんにちは!
株式会社フォトサリュの奥本です。
この記事を書いている2022.4.20現在
写真表現の延長線でNFT制作にも挑戦中
非代替性トークンでのデジタルデータを
実店舗やサービスに利用する未来を視野に活動中です
トークンの詰まりで
同じ商品を2回購入処理して焦ったり
送った仮想通貨が反映されなくて英語でメールして処理してもらったり
海外からZIPデーターが送られてきたり
いろいろあります
その都度、解決してきました
社会は大きく変化し続けています
時代にマッチする方向性を応援します
株式会社フォトサリュ 奥本光城
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。