• 2024年11月23日 5:00 PM

自社ブランドの宣伝広告活動の方法(広告宣伝)

By奥本 光城

3月 10, 2022

投稿日:2022年3月10日 最終更新日:2023年12月7日 記事制作:奥本 光城

 ネット販売を企業活動の当たり前にするための、ミニスタジオを併設した店舗運営を提唱します。店舗での販売活動はネットで検索される記事作成を写真付きで発信することと並行して行われると効果的です。動画やライブ配信も併用したいところ。推しの強い宣伝広告ではなく、おすすめの品があることをアピールします。

商品撮影のできるミニスタジオ

 消費者行動が変化して、実店舗であってもネットで情報をしらべて損をしない購入方法を選ぶようになりました。下調べをされます。それなら店舗側も購買意欲を刺激する情報発信が重要となります。季節感のある大規模な広告宣伝でなくても、季節のおすすめ商品をブログ形式で、映像と文章で紹介します。そのために、撮影スペースを作ります。店員さんが自由に撮影して、発信できる環境を整えます。背景と、ストロボ機材、そしてカメラがあれば撮影はできます。常に撮影できて、すぐに発信できることが重要です。

自社の宣伝広告動画を作成しよう

 自社の広告宣伝は自社でしたいものです。なぜなら、スピード感と低予算が重要だからです。昭和の時代の社長のできる事は、社長たちが集う場所に集って情報を収集し、新しい事業案を会議にかけて事業化する事でした。新しい情報を仕入れる為に、時間と予算をかけていたのです。ネットのない時代、情報収集は大切な業務でした。一見遊びに見えるその行動に意味があった時代です。

 現代はどうでしょう。優れた経営感覚はどこに転がっているのでしょうか。自社の自己分析と資金調達、そして雇用の調整。情報をもつ従業員のモチベーションの保持もあります。お金の価値観すら、大きく変化しているのです。お金だけで人は動かないけれど、お金がなければ全く人は動かせません。会社の人材が宝物になります。生かすも殺すも社長しだい。40代、50代へのリスキリング(技術の再習得)が急務と言われている昨今。ネット環境に馴染めない人材は、作業の一部分を切り取ってやってもらうしかありません。その為に自社ホームページの自社運用と、そのコンテンツ作成をすることをおすすめします。

宣伝広告の目的の明確化

 注目、選別、選択によるカスタマーサクセスを目的とする。その結果として自社商品が選ばれ、売上が伸び、さらなる商品・サービスの提供で、世の中をよくする企業活動をめざす。世の中の不便を解消する。世の中の不便は、形式知(言葉にできる状態の知識や経験)として認知されているものと、暗黙知(なんとなく心地よいとか不快とか、言葉にできない感情として蓄積された感覚)として顧客の中に存在する。そこに働きかけるのが広告の本質になる。「気付かせる」為に、表現方法を考えるところからはじめる。

バナーを作って目的へのアプローチをシナリオ化する

 顧客のアクションとしてクリックするバナーを作りましょう。シンプルなワードで顧客の前向きな行動をあと押しします。この部分から作ることで、目的から考えるとそこまでの設計がシンプルになるでしょう。

バナーはシンプル。そして訴求内容がよくわかるワンセンテンスバナーなら、ついついポチッ。それによって「販売サイト」につながるとか、「営業からの折り返し連絡」の入力画面になるとか、「お友達登録」でラインに繋がるとか。そんな目的を明確化できます。デザインについては、ネット上でもいろんな方が助言されているし素敵な本も発売されています。返品可能とかそんなマイクロコピーとともに使用します。

デザインはプロが見ると、絶対に押さえなければいけないポイントがあるようです。でも、作ってみなくてはそれもわかりません。人は完璧なものより、不完全なものを求めてしまう生き物なのも事実です。

結局、バナーを作るのと同時に文章でのアピールもすることで検証しなければ効果はわかりません。人間の心理として、バナーをクリックする勇気とリンクをクリックする勇気は異なります。情報にアクセスする行動に障壁を持たせない文章と仕組みが必要なのです。

バナー制作で心がける点は、その対象者の目にとまり、クリックしてもらうこと。そして「商談予約を取る」こと。「商品を買ってもらうためのLP(ランディングページ)をみてもらう」。バナーの露出を上げるために、ブログ記事を中心としてSNSを併用した注目度を上げる広告活動をします。自分自身は、SNSの企業広告はスルーする癖がついています。そんな中、どんな発信をして顧客に気づいてもらえるのかを、いつも考えましょう。奇想天外なものではなく、面白くって為になる情報発信を地道に行うことにする。そこで重要になるコンテンツ制作になります。

コンテンツ制作

SEO対策をしてくれるという会社さんからの電話を頂いたことがあります。「コンテンツ記事も作成します」。SEO(サーチエンジンオプティマイゼイション)は、基本的に有意義なページ(記事の制作スタイル、リンク、検索頻度別タイトル文字、など)で判断しているようです。そして日々、その基準はアップデートされています。カスタマーサクセスの向上をいつも考えているという気持ちで記事を作成します。一昔前ならフッターと呼ばれる部分に、全国各地の都市の名前が書いてあった時代もあったのを覚えていますが今はそれは無意味とのこと。意味のあること、無いことがどんどん変化してゆく時代変化だからこそ、有意義な内容をわかり安い構造で書くことが重要になります。段落構造(フォントの大きさを変えてわかりやすく)も重要なファクター。そして文字数が多い方がいい記事と認識されます。そして細かな改善点はグーグルサーチコンソール(Google Search Console)で検証します。

程よいメンター(相談者)

本来、ネットでの広告宣伝は効率的な宣伝方法です。昼も夜もなく自社の商品を、立地の制限なく販促してくれます。しかしそこには技術も必要です。ホームページを作っただけでは人は訪れてくれません。それは全くと言ってもいいほどです。だから、メンターが必要なのです。

メンターとの関わり方

全体の道標を提示してもらい、その目標に向かって一歩ずつ進む手助けをしてもらいましょう。その一歩には、色々な形があります。少しづつ、いろんな試作ができるといいです。記事の制作を第一とした場合でも、文章の題名をつける時のワード選択や文章の構造など検索上位になりうる条件は満たすように作ります。実際作ってみないとわからないものですが、世の中の時事ネタをお客様目線でサービス可能な自社コンテンツとブレンドするといい結果になるようです。検索ワードも調べることで、目につきやすくします。そういった意味で、月に一回来社してくれる社外のメンターがいて、1日ロードマップに従って作業を一緒にやってくれたらどうでしょう。実際、このデジタルコンテンツ制作を突き詰めて考えることは、会社の経営戦略にも直結します。商品を理解し、人を知り、関係を知り、映像に残し、文章を書く上で情報を整理します。時代のキーワードに合わせて検索ワードを設定することで、自社ホームページの認知度があがり、商品の販売数が伸びるでしょう。もしも、うまくいかなくても上記の事をやったかやらなかったかで大きな差が出るのです。

具体的に始めるネット広告

 レンタルサーバー契約をして、デザインを好きなものを選んでいく中で有料デザインを買うと誰でも簡単にそれなりのデザインのホームページを作ることができます。業者に頼んでも自分で作っても大差ないと思っています。レンタルサーバーを契約すると本ドメインとサービスドメインと2つのドメインが使えるのでそれを有効活用しています。私自身は内容別に複数のサイトを運営しています。株式会社フォトサリュHP。そして特典でついてきたドメインが当サイト。ここではNFTや撮影関連の役立つ情報を提供しています。ここが入り口でもあり株式会社フォトサリュHPへの導入部になります。そしてここへの流入経路として、アメーバブログ。そしてリンクツリーを利用しています。このリンクツリーは無料で登録できるので、SNSでの使用が効果的です。そして他の運営サイトのリンクを貼ることで、アピールできます。(終活、結婚、アロマサイト)そしてツイッター、フェイスブック、インスタグラム。ラインとティックトックは考えてみたものの、不採用としました。ホームページという会社の案内を読んでもらうために、コンテンツという名の社会奉仕をします。そこではそれをみてくれる顧客層の成功体験を第一に情報提供します。そしてその手助けをするのが自社商品になります。

通称 さちこ (サ チ コ)

 作ったホームページの所有権確認の為の作業。ちょっとコツがいるかもですが、やり方解説は結構ネット上にあるのでご確認の程をお願いします。私はホームページダッシュボードにあるテーマエディターでheadタグの間に所定の文章(センテンス)を貼り付けて認証しました。サチコを使うと、自分のサイトへ何を検索してアクセスしていただけるのかわかります。ちなみにご覧いただいているこちらのサイトへの1番の検索はなんと「gamam」。お風呂でガマン(gamam)。そんな、フェイスブックがメタに変わった時の記事が一番表示されて、クリックされている事実が判明。トップに挨拶文と、バナーを貼り付ける作業をしたのでした。コンテンツは内容と量が重要です。サイト内にはそのコンテンツがたくさん必要になります。営業の人間と同じように時間と地理的壁を越えて、広報してくれるのです。

順位検索ツールやキーワード選択ツールの重要性

グーグルサーチコンソールで確認できるのは、過去の検索ワードの状態です。自分が求める顧客層にアプローチするためのキーワード選択が重要です。それは、顧客である検索者が検索欄に入力するワードとその結果表示される気を引くタイトルの選択です。その時々で様々なツールがあります。

動画制作

動画にも種類があります。インタビュー動画と社内の撮影映像をまとめたイメージPR動画。サービス案内、商品説明、スタッフ紹介、施設、設備紹介、季節のキャンペーン告知、新規顧客アプローチ、既存客へのアプローチ、いいね獲得(潜在顧客開拓)。

動画制作する上で使える素材

 ムービー動画、写真、写真を変形させて作ったGIF動画、文字を動かすモーショングラフィックス。文字を動かすモーショングラフィックス。ホワイトボードアニメーション動画、アニメーション動画Blenderのような3DCG上で作った動画、OBSで作るPC上のブレゼンテーション資料と音声から作った動画、ATEM MINIのようなライブ配信スイッチャーで作る動画。これからは、クリエイティビティが大切になるのは当然ですが、そこに到達するまでの情報収集能力も必要になります。メタバースの世界にも、技術革新にただ驚くのではなく動ぜず、本心を掴みとる感覚が重要となります。3D空間に描くソフトの楽しさを知ることも必要なのです。

株式会社フォトサリュが提供できる導入案件

レンタルサーバーの契約、ワードプレスの導入。有料デザインの購入とカスタマイズ。使用画像の作成(ストロボ機材一式あり)。バナーの制作(デザインソフト)。動画撮影。記事制作と検索ワード検索。動画編集。画像のレタッチ。アニメーション制作(ホワイトボード&アニメーション)。ライブ配信(ATEMを使用)。NFT運用。まだまだ時代の変化と共に増えていきます。サイトはずっと作り続ける事で、一定数の方々に訪問していただけるサイトに成長します。検索順位の定期的なチェックとSEO対策のための日々の記事作成が重要です。広告宣伝をどのように計画して進めていくかの参考になればと思います。

広告宣伝を外注すると、時間の短縮になる。どこまでそこに関わりたいかで、お付き合いする会社は変わります。大手広告会社に全て任せておけばよかった昭和の時代。同じように任せつつ、機動力のある小さな会社と連携して、自社に小さな広告宣伝部隊を新設するのはどうでしょう。ちょっと先の、未来に光を灯してみませんか。最後までご覧いただきありがとうございました。ご縁があれば、よろしくお願いします。

投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。

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