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影の色をコントロールするライティング

By奥本 光城

7月 31, 2023

投稿日:2023年7月31日 最終更新日:2023年7月31日 記事制作:奥本 光城

RGBのフィルターを使って3灯でライティングすることで実現します。ここでは、set a light 3Dというシュミレーションソフトを使って説明します。

3灯でのライティング

ストロボの設置図です。それぞれリフ付きでフィルタをつけています。白い影の前約1mのところに絵を設置して、それをストロボで照らします。

正面ちょっと左上にRed,左にGreen,右にBlueのフィルターをかけています。

RGBは光の3原色です。光の3原色が混ざると白くなり、通常の色合いになります。

ライトの位置を調節することで、それぞれの色の重なりと影によって背景に色がつきます。

マゼンタ、シアン、イエローが出来上がります。

色の3原色である、シアン、マゼンタ、イエローが混ざると黒になります。

光の3原色

価格の高いプロジェクターは、光源がRGBで分かれています。ディスプレーの表示もRGBでできています。デジタルカメラのヒストグラムは、0から255までの数字で撮像データーの色情報を表示、確認できます。

リバーサルフィルムを現像すると色がついて綺麗なフィルムが出来上がります。それをスライド用の光源に乗せてルーペで見ると、透過光で鮮やかに見えます。

色の3原色

ネガフィルムや、デジタルデーターを紙にプリントするときに使うのがシアン、マゼンタ、イエローです。プリントの色合いによって足したり、引いたりして色調を調整します。あまり足しすぎると、どんどん黒方向に向かって色が変化するので注意が必要です。

デジタルカメラで撮影したデーターをこの光の3原色に変換するときに色合いの調整が重要になります。

デジタルカメラの撮影データーからモニターでの色調整までがRGB環境での作業で、そのあとプリントの際にはシアン、マゼンタ、イエローに変換してプリントするのです。

色を合わせるために

カラーチャートを購入して準備します。

実際に撮影して、現品を見ながらモニターの濃度と色合いを調整します。

出力した画像やデーターとの色調の誤差を考えて色調調整します。

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投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。

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