• 2024年4月19日 5:35 PM

写真スタジオを作るために必要なソフト導入でフォトスタジオ設計を具体化する

投稿日:2021年7月5日 最終更新日:2022年10月7日 記事制作:奥本 光城

写真でこんにちは!

株式会社フォトサリュの奥本です。

今回は、スタジオシミュレーションソフトを用いた、

スタジオ設計のススメです。

写真撮影をビジネスに取り入れる

撮影環境機材

背景用紙、照明用設備、撮影小物、家具などです。

カメラの設置できるポジションで構成するか、

動かせない建築構造を生かした背景作りで被写体の立ち位置が決まります。

その後、そのポジションに適したメインライトの移動、トップライトの配置。

アクセントライトの設置といった具合にさまざまな機材の配置と出色設定が必要です。

カメラのセッティング

撮りたい被写体との関係で、

まずはレンズの選択があります。

レンズ選択によって変わるのは、画角だけじゃありません。

被写体の形と、被写体と背景の距離感が変わります。

それ結構難しいんです。

ノートの方眼紙を使って設計図を描いても

とてもイメージが掴みにくいんです。

そこでオススメなのが

「set.a.light 3D」

 set.a.light 3D - for Photographers

英語とドイツ語での使用になりますが

感覚的に使える良いソフトです。

今ならキャンペーン中!のようです。

さて今回は私の夢のスタジオ設計です。

下のような広い スペースが必要なことがわかりました。

導線のしっかりした動画と写真のためのスタジオ

基本コンセプトとして、

今後は動画と写真の両方を撮影し、

それらをミックスして編集することで、

付加価値を生む時代です。

写真ではカメラ動かし(カメラを意図を考えてカメラマンが動き、的確な構図でベストショットを撮影)

動画ではライトも人も、かめらも動かします。(被写体にあたる光を変化させたり、動きを表現)

結果的にこんなスタジオになりました。

まず最初にこういったセットをパソコンのソフトで作れること自体がとても楽しいです。

もちろん100%ではないと思います。

作ってみると現実的には異なる点が多々あるでしょう。

配線やケーブルやコンセントそしてスイッチなどを考える事はまだまだあります。

しかし一番最初のたたき台としてのお願いを、

内装業者さんにお願いするにあたり平面図を見せることの重要性は高いと思います。

実際に スタジオを作るとき、

まずホームページなどで他のスタジオさんがどんな内装をしているのか調べて、

それをプリントアウトして、

内装業者さんと相談することになります。

ところがこのソフトですと、

最初から自分がどんなスタジオを作りたいのか 考えることができます。

実際にデータも残るので過去のスタジオ政策案の見返しや付け足しなど簡単に出来ます。

自分だけのデータベースを作ることができるので、

頭の中を整理するのと同時に他のスタッフに、

次のお客様の撮影の動きを絵で示すことができるのです。

今までスタジオで新しいライティングをしたいと思うと、

まずスタッフや、家族にモデルなってもらい、

ある程度撮影してみて結果を確認し、

後は本番でお客様にどんどん試していくと言う方法があったと思います。

でもこれからはこのソフトを使って事前にアイディアをブラッシュアップし、

いろいろなセッティングの案を保存していくことが可能になるんです。

合わせて、 アンブレラやバンクなど様々なタイプのライトを使うことが試せます。

そして実際に 作った スタジオ案の中で、

モデルを配置し、ライトを配置し、ポーズを作り撮影をすることができるのです。

衣装も変えれますし、ポージングも自由自在です。

もともと入っているポージングもあれば、関節をそれぞれ別々に動かして、

お気に入りのポーズを作ることも可能です。

その時結構ためになったなと思うのは、

股関節の動きっていうのはいろんな動き方があって、

そのポイントそのポイントを動かす指示ができるようなスキルもつくんです。

「ソフトのお試しダウンロードはページのトップにあります。」はこちら!

Click here

ポートレート撮影例

そんなわけで、

正面 向かって左側の壁から 奥のソファー、 右奥のバックスクリーン、 その手前の机と椅子と撮影していきました。

まずは緊張のファーストショット!

ちょっと固めの光で、

くっきりと影が落ちるような撮影。

そしたら、

階段に座ってもらいます。

ここなら何人か座ってもらっても 絵になります。

家族やお友達同士それぞれの関係性で撮影が可能です。

ひなだん的に使って集合写真も撮れます。

ここでの撮影が終われば左奥に進んでいただきます。

そこにはソファーがあります。

画面の右奥の窓から光が差し込んでいるイメージです。

半逆光は、 被写体のエッジを強調しラインを綺麗に見せてくれます。

ここではフィルインライトを使って撮影しています。

各シチュエーションで使うライトはその都度併用して、

写真がきれいに出来上がるように心がけます。

ちょっとくだけたくつろいだ写真が撮れるといいです。

ここでの撮影が終わると右奥のスクリーンでの撮影コーナーに移動します。

こちらのスクリーンの色はお客様の撮影目的に合わせて、

手持ちのスクリーンの色から選んで頂くか、提案します。

七五三、成人式、プロフィール用、入学卒業などに合わせて色を 選びます。

ちょっと背景に

気になる影が、、、

先程のソファー横の逆光気味のライトの光量を下げるべきです。(次回は直します、、、)

そしたら次にフォーマルかつリラックスした雰囲気の机コーナーに移動して頂きます。

このあたりで、

様々な趣味などの小物を持って頂いての撮影をします。

動画もこのあたりでしょうか。

テニス、ゴルフ、スキューバダイビング、楽器など好きに動いて頂きます。

そしたら一番手前で動画撮影をします。

定常光の色と動きを変化させながらイメージ動画をカット別に撮り進みます。

最後にクラッカーを鳴らして撮影終了です。

set.a.light 3Dについて

ここまでの案を今日1日で完成させました。

ノートにスタジオ案を書き出すことって今までもあったのですが、

ここまで具体化させた経験は初めてでした。

その場にいるような空間が作れることと、

その場所で佐も撮影をしているような疑似体験ができるソフトがあることに驚きです。

しかも感覚的に操作できます。

英語中心でちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、

写真に言葉の壁はありません。

結構創意工夫もできるます。

例えば階段上の机の手すりのようなものは

木製椅子の背もたれを大きくして利用してます。

 set.a.light 3D - for Photographers

とにかくお試しでダウンロードするのがおすすめです。

Try for free からダウンロードしてひとまず使ってみてください。

確かにレンダリング(画像保管時)に時間がかかって重くなったりするかもしれません。

BASICとSTUDIOがあります。

スタジオの大きさなどの制限の関係で私はSTUDIOを使っていますが

詳しくは使ってみて感じてください。

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投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。
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