投稿日:2022年12月23日 最終更新日:2024年5月2日 記事制作:奥本 光城
光をコントロールすることで、3次元の物体を2次元の紙の上で表現することが写真を綺麗に撮ることの本質です。ライト(光)が重要なのでその技術をライティングと言います。写真を本気でやってみるなら、シュミレーションソフトを使うのが写真上達の近道です。このソフトを使って、撮影場所の設計ができます。どんな撮影をどれくらいのスペースでどんな機材を使って撮影するのかシュミレートできます。一般的にはこれができないから、専門業者に丸投げするパターンの多い業界です。お試し無料ダウンロードで使ってみて下さい。撮影意図を機材購入業者に正確に伝えるためや、スタッフ間の撮影条件情報の共有にも使えるプロフェッショナル用のソフトです。公式サイトは日本語対応しています。日本語対応顧客に撮影機材を提案する際にもつかえます。コメットの営業時代に持っていたら、間違いなく顧客に提案する際に有効活用していたでしょう。ストロボ会社の写真や、カメラ店、美容室での写真撮影、商品撮影などの業務をする場所のPCにインストールして、社員教育に使いましょう。
- まずは無料お試しダウンロードで使用感を確認<2024.5.2現在>
- set a light 3Dのホームページもソフトも安心の日本語対応
- お試し無料ダウンロード
- 2023.3.15アップデート速報 V2.5.8fからV2.5.9へのバージョンアップ「祝日本語対応」
- 新機能3D Importer (beta)がリリース(別売りアドオン)
- 最初はやっぱりモデル撮影
- バックスクリーンでの撮影
- set.a.light 3D V2.5 STUDIO (MAC/WIN)現在の価格
- ちょっと安めのBASICとSUTUDIOの違い
- 表情の調整
- 追加されたライトや小物、大物
- 表現するためのツール
- アップデートで自由度がどんどん上がる
- 日本語対応祝!クーポンコード
まずは無料お試しダウンロードで使用感を確認<2024.5.2現在>
こういうお得な期間中に始めるのが1番お得です。そしてその期間中に、割引コードも使ってください。さらにお得になります。ひとまず、15日間無料のお試しダウンロードで、その操作性と面白さが体験できます。記録画像に透かしが入るので、もう面白くて購入という方は早めに製品版の購入がおすすめではあります。写真のライティングを学ぶためにこのソフトウエアは価値があります。詳しい使用方法はオフィシャルサイトにて紹介されています。基本的には選択と移動で操作できます。モデルを選択して「P」を押してポーズを変化させます。モード切り替えで「X」を使います。また視点の並行移動の際に「スペースキー」を押しながらマウスで操作します。それだけは結構使います。
Basic(ベーシック):制限ある基本性能
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16779(通常価格)→¥11,000-
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割引コードKOJO-10 で ¥9,900-
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Studio(スタジオ):すべての機能
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32289(通常価格)→¥21,900-
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割引コードKOJO-10 で ¥19.710-
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3D インポーター:3Dデーターの取込み |
9729(通常価格)→¥5,499-
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割引コードKOJO-10 で ¥4,949
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set a light 3Dのホームページもソフトも安心の日本語対応
ソフトのお試し無料ダウンロードや購入するためのメインサイトが日本語対応しました。このソフトの購入に関する疑問を解決してくれます。
<過去記事記録>
Aiでのイラスト作成の品質が大変なスピードで進化しています。それなのに撮影シュミレーションを導入する必要があるのかという問いに答えるために実際に経験してみました。私が使ったのはLeonardo.Aiでした。参照画像としてアップロードして画像を作るとスピード感を持ってAi画像生成ができました。画像生成した流れを紹介しているページはこちらです。
結論を申し上げると、set a light 3Dの利用価値が増えたと感じました。画角をプロンプトとして表現するのが一番難しいことだとわかりました。写真としての画面構成を一度再現できれば、そこからの絵作りを偶然性の中に求めていくこの方法が、今時点で最善の方法です。
「set a light 3D」の現在価格です。
Basicが84ユーロで日本円参考価格¥11,844- Studioが169ユーロで日本円参考価格¥23,829-です。
下記サイトで割引コードの入力で10%割引になりますので、ぜひご利用ください。
3Dデーターの読み込みのための追加アドオンは、39ユーロで日本円参考価格¥5,499-です。
お試し無料ダウンロード
使いやすさを実感してもらいたいので、お試しダウンロードがおすすめです。機械的に動かせるのが確認できたら安心です。あとでもう少し詳しく説明しますが、安い方のBasic(ベーシック)と高い方のStudio(スタジオ)タイプがあります。あとでアップグレードもできるので無理しないで大丈夫です。選べる空間の大きさや、一度に使える照明の数などが異なります。お試しダウンロードはこちらからDownlooadsを情報にあるタグから選んでウインドウズかマックで選びます。特に登録が必要な訳ではありませんので、15日間遊び倒しても大丈夫です。定期的にソフトウエアが更新されて使えるツールが増えたりします。
起動時に毎回、BasicかStudioの選択ができます。Basicで十分なのか、やっぱり自由度の高いStudioタイプがいいのか試せます。
2023.3.15アップデート速報 V2.5.8fからV2.5.9へのバージョンアップ「祝日本語対応」
今、ダウンロードしています。ワクワクしています。何が変わったのでしょうか。私の場合はソフトでの更新にエラーがなんどか起きたので、ホームページでログインしてライセンスのページからインストーラーをダウンロードしています。全世界からのアクセスで混み合っているのかかなり時間がかかっっています。で、何が変わったのかサイトで情報を確認しました。そして1:30をかけてダウンロードが完了しました。
NEW: 3D Importer (beta) as add-on (chargeable)NEW: Japanese language integratedNEW: Snoot with 6 cm ⌀ + honeycomb for flashesNEW: Background reflector for flashesNEW: Snoot with 6 cm ⌀ + honeycomb for speedlightsNEW: Background reflector for speedlightsSmall bugfixesNote: Apple computers with Ventura need a new installation(https://www.elixxier.com/en/downloads/ リリースノートより)
リングライトの記事を書き直すために、シュミレーションソフトを使いました。円柱と人物を想定して、リングライトの特徴を説明しました。
新機能3D Importer (beta)がリリース(別売りアドオン)
2023.3.15 アドオンが発売されています。通常69ユーロのところ、実売価格39ユーロになっています。このアドオン利用で、3Dデーターが入力できるようになりました。FBXのデータを作って読み込みが可能になります。サイトを確認すると対応しているファイル形式は、.fbx, .obj, .dea, 3ds, .lwo, .ply, .stl, .gltf and .glb.となっています。その上で.fbx, .obj, .dea.が推奨されています。私自身はfbxでデーター保存して読み込むことが多いです。3DデーターはBlenderで作ったりそれ以外だったり。直接読み込めない場合は一度ブレンダーに読み込んで再度fbxで書き出して再読み込みしたりします。なぜ色情報が反映されるのか、されないのかよくわからないまま、データー何度も読み込んでお試し中です。まだまだ、ベータ版ということもあり、今後の展開が楽しみです。実際にはBlenderとティルトブラシのデーターをテクスチャーありで読み込むことにはまだ成功していません。形だけFBXで読み込んで、テクスチャーを別の場所から選んで使用しています。
メタクエスト2のGravitySketchでFBXを作成して読み込んでプリセットされたモデルを配置しました。
これもメタクエスト2のGravitySketchでFBXを作成して読み込んでストロボを配置して撮影しました。
メタクエストの3D作成ソフト「Arkio」で作ったデータをFBXで読み込んでストロボを太陽に見立ててシュミレートしました。
最初はやっぱりモデル撮影
このソフトの特徴は、空間の選択から、撮影機材や撮影小物など様々な要因をコントロールできます。人物もその一部です。7名の女性と3名の男性の服装、髪型、体型、表情、などをコントロール可能です。基本的な撮影の流れをお伝えしたいと思います。「set a light 3D」は、ベーシック(Basic)とスタジオ(Studio)の2週類があります。ベーシックは選べる空間サイズが大中小の3種類、灯具の数が5つ、使えるライトや色温度などの設定に制限がありますが、普通に撮影するなら問題ありません。私は写真が好きで、ストロボメーカーで営業として働いていた経験で得たライティングを表現しようとすると、たくさんのライトが必要になるのでStudioを使っています。最初はBasicで初めてもしも必要があってStudioにアップグレードした場合は、たった4ユーロの総額です。最初に選択を間違えても、大丈夫です。詳しくはこちらで英語の説明をご覧いただけます。ソフトは今のところは英語です。ドイツ語やポルトガル語、フランス語、韓国語にはすでに対応済みです。
1.部屋の大きさを決定
まずは部屋のサイズを大中小から選びます。Studioタイプなら後から大きさを任意で設定できます。
部屋を選ぶと基本スタイルでのセットが表示されます。今回は、背景とかストロボとかは全部一回消しました。
2.スクリーンや小物(家具や造形物など)を配置。環境を作る。
ススリーンでの撮影も可能です。そしてたくさんの撮影小道具としての家具や器具などを配置して部屋のようにすることもできます。細かな設定も可能なので、カスタマイズすることも可能です。球体や立方体も壁も選べます。
3.人物を配置して、ポージングを作り込む。
人物もヘアースタイルも表情も変えられるので、様々な撮影が可能になります。
無料お試しダウンロードはクレジットカード情報の入力など必要ありません。ウインドウズがマックを選んでダウンロードするだけです。
無料ダウンロードしたときのことは、もうあまり覚えていませんが、ほとんど全ての機能をそのまま使用できた記憶です。画像を保存するときに、データーにロゴか何か入ってしまう仕様になっていたようなことも覚えています。とにかく動かしてみて、レンダリングしてみて出来上がりを見てみてください。パソコンのスペックとの相性も見れるので、とにかくお試しで楽しみましょう。
4.カメラの位置を決定する。
背景を考えながらどんな写真を撮りたいか考えながらカメラ位置を決定します。単焦点のレンズや、ズームレンズなどを選んだり、シャッタースピードや絞りを調整すると定常光の写り込みの度合いが変化します。
5.ストロボを選んで配置する。
様々な種類のストロボを選べます。モノブロックストロボにリフレクターをつけたものから、バンクやアンブレラなど選べます。そして、アクセサリーのバンドアやグリッドを使って照射角度を調整したりします。
6.撮影する
7.バリエーションを考えて変化させて撮る。(ポーズ、ライト、カメラ位置、表情、衣装など)
スライドフィルムを投影するライトブラスターを使って地球を投影してみました。自分の好きなデーターを読み込ませることもできます。イメージサイズの規定があるので注意が必要です。
「セット ア ライト 3D」の公式サイトはこちらです!
ちょっと撮影してみて、もう少しライトを足して綺麗に撮りたいなとか感じるんです。
この2枚の写真を比べてみると、肩筋とか髪の毛の黒い部分にハイライトが入って
バックスクリーンでの撮影
背景を単純化できると被写体が魅力的になります。帽子をかぶっているちょっと難しいシーンで、どんな写真を撮るのか意識してライティングしてみました。
帽子をかぶっていてもカメラ位置から被写体の色を出す、そんなフィルライトです。
お試しダウンロードをしてその面白さをじっくりと味わって下さい。
15日間じっくり使って試してみることができます。まだ、日本語対応していませんが大丈夫です。
先ず最初にBasicタイプの安い方のソフトをダウンロードして、十分と思うかどうか確認しましょう。
Studioタイプは高い方のソフトで、機能が制限されません。
制限される機能で私が気になるのを3つ挙げてみます。
・部屋の大きさを自由に変更できる
これくらいの大きなスペースでのシュミレーションが可能になります。
・カメラの数を増やせる
カメラの位置を記録しておきたい時にカメラを複数台設置して切り替えができます。
・定常光が使える
気になる点は人それぞれです。使ってみてからの自分の評価でいいと思うのです。
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コメットの場合、プロバンクは前面ディフューザーが外せない。そして取り付け位置が一番外。
光の方向を決めにくいので、黒バックなら黒カポックなどの補助具が必要になります。
スーパープロバンクはその点、いろいろできる分、高いですね。
set.a.light 3D V2.5 STUDIO (MAC/WIN)現在の価格
通常価格が229.00ユーロのところ
169ユーロになっています。
安い方のBasicだと119ユーロが84ユーロに!
まずおためしダウンロードをすぐにして、
できることを確認してみましょう。
最新価格は下記オフィシャルサイトでご確認ください
日本語対応公式サイトはこちら
下記バナーからは英語サイトにジャンプします。
ちょっと安めのBASICとSUTUDIOの違い
STUDIOが高くて
BASICが安いです
断然STUDIOをお勧めしますが
機能を抑えたBASICがより安くてお手軽かもしれません
BASICで我慢するのは
1.部屋のサイズがS、M、Lと決まったサイズのみ
これは我慢できるかも
2.5つまでのフラッシュ使用
これはギリギリ
写真館さんのライティングだと
メイン✖️1 フロント✖️1 トップ✖️1 バックライト✖️2
で5灯でもう一途アクセントライトをれられないと無理があります
3.色温度が変えられない
4.たくさんのカメラが置けない
5.壁紙のインストールの制限
6.出力画像サイズが小さめ
後からアップデートするなら、4ユーロくらいトータルで多めに払うことになります。
バナーからは英語サイトにジャンプします!
set a light 3D(セット・ア・ライト・スリー・ディー) 選べる2つのバージョン | Basic(ベーシック) | Studio(スタジオ) |
部屋のサイズ選択 | 大(8✖️10✖️5m) 中(6✖️7.5✖️3m) 小(5✖️6✖️2.5m) | メーターで自由に入力可能 |
同時に使えるフラッシュ(ライト)の数 写真館の基礎的ライティングでは6灯使って解説 | 5つ | 無制限 |
定常光のライトの使用#1 (スタンドやキャンドルなど装飾品としてのライト) | 使えない | 使える |
Goboはプロジェクターみたいなライトです#2 | 使えない | 使える |
色温度の設定#2の左側の模様が少し暖色系です | 使えない | 使える |
読み込めるピクチャーウォールのサイズと形式 長辺はどちらも2048ピクセル | JPEGのみ、7枚まで | JPEG、PNG、無制限 |
レンダリングサイズ (出力画像のきめ細かさの設定範囲) | 1920ピクセル | 3840ピクセル |
カメラの数(アングルの保存ができる) | 一台 | 複数台 |
アップデート価格(最初はベーシックで後で変更して Studioにすることができます)(2023.2.10) | 134.99ユーロ→89ユーロ | |
只今の価格(2023.4.12) | 119ユーロ→84ユーロ | 229.90ユーロ→169ユーロ |
BasicをStudioに 別売りアドオン3Dインポーター |
173ユーロ
69ユーロ→39ユーロ |
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参照#1 【Studioでしか使えない定常光のライトやランプ、キャンドル類】
参照#2 【StudioタイプだけのGoboは演出用のストロボライト】
表情の調整
まずは表情を調整できる様になりました。
今までは表情についての調整は全くできませんでした。
今回のアップデートでは
5種類の感情のスライドバーでの簡単調整や
それぞれのパーツの調整、顔のイラストのスライダーでの
調整ができる様になりました。
唇の上下やほっぺの緊張感を表現できます。
ちなみに5種類の感情は、happy(幸せ),sad(悲しみ),angry(いかり),saprised(驚き),disgusted(うんざり)。
カメラアングルとの組み合わせでさまざまなシチュエーションが作り出せます。
追加されたライトや小物、大物
車が追加されたり、さまざまなライトや小物が追加されました。
より幅広い状況設定が可能になります。
ちなみに車内にモデルを配置しての撮影も可能です。
そして、鏡(ミラー)が登場しました。
画像の反射だけでなく、ライトも反射させることができます。
表現するためのツール
何かを表現したいとき、それを形にして見せることができるところ。
セットやモデルを配置して、カメラポジションの画像を確認して画像を保存できます。
それぞれのストロボの色合いも調整できるので、今回はちょっと青いライトも併用しています。
この写真、どんなセットで撮ったのかを説明できる図は次のようなものです。
事前に配布したり、モデルさんにみてもらうことで提案書としての使用可能性もあります。
撮った写真はJPEGです。フォトショップで読み込んで、文字入れなどをすることも可能になります。
より表現の幅の広がった
set a light.3Dをお試し無料ダウンロード
このソフトを使うことで、どんどん記憶の中のスタジオライティングをブログ記事にしています。
set a light 3Dで考えるスタジオ設計にも役立てられます。
アップデートで自由度がどんどん上がる
ジェネラティブで作った自分のプロフィール用写真を取り込んで、椅子の上に配置。そこにストロボで光をあててシュミレーション上で再撮影しました。通常のイラスト作成とは一味違った表現をすることができます。
日本語対応祝!クーポンコード
最後までご覧いただきましたお礼にクーポンコードをプレゼントいたします。
お会計のところで、
Couponcode
set.a.light 3D
For Photographers
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。