花火の撮影方法

By奥本 光城

8月 2, 2019

投稿日:2019年8月2日 最終更新日:2019年8月13日 記事制作:奥本 光城

写真の撮影はワクワクします。
花火自体がワクワクするのでそれ以上になってしまいます。
基本を知っていると後はどうにでもなります。
決まりもありません。出来た写真が綺麗なら、それでいいのです。
 
<メニュー>
1.必要機材
2.カメラのセッティング
3.撮影本番
4.撮影中の試み
5撤収
 
先ずは動画をご覧ください。

 

必要機材

・カメラ (シャッタースピードでB(バルブ:Bulb)が使えると良いです。シャッターを開きっぱなしに出来ると複数の花火を写し込めます。)
・レリーズ(シャッターを切る・押すときにカメラが動いてぶれてしまわない様に用意します。バルブ対応のレリーズを使用して下さい。)
・レンズ(広角も望遠も楽しく撮影出来ます。)
・三脚(カメラの設置場所によります。適切なサイズでぶれにくいしっかりとしたものをご用意下さい。)
 
・ケント紙(遮光板)花火撮影に欠かせないアイテムポイントです。プラスティックの板でも、大き目のレンズキャップでも良いと思います。しっかりと光を遮断できるレンズよりも大きいもので用意して下さい。
 

カメラのセッティング

カメラのモードはM(マニュアル)シャッタースピードをBulb(バルブ)に設定 

絞りはF5.6~8 ISO200位~上げすぎない程度 

 

撮影本番

レンズのオートフォーカスを切ってマニュアルにしておきます。

カメラのモード設定をMにして絞りをF5.6~8位にしておきます。

あとで絞り値を変化させると作風が変わるのでお試し下さい。

大体の位置にカメラを向けて構図を整えておきます。

 

打上げの光が見える前から、遮光板でレンズ前を覆い隠し光が入らない状態でレリーズを切りシャッターが開きっぱなしの状態にします。

打ち上げの筒から見えた光と同時に遮光板を外して撮影開始です。

何発か写し込めてもういいと思ったら遮光板でレンズ面を覆ってからレリーズを使ってシャッターを閉じます。

 

これが一連の流れです。

撮影中の試み

・撮影中にピントをわざとぼかす→ソフトフォーカス的になる

・撮影中にズームしてみる→画面の中心に向かって光跡が現れる

・絞りを変えてみる→ピントのシャープさが微妙に変わる

・ISO感度を変えてみる→空の映り込みの明るさや花火の映り込みの明るさが変化する

もちろん感度を上げると画質は低下します(ざらつき感が出る)が、短い時間で撮影出来き多くの光を拾うので明るい写真になります。

 

撤収

花火大会終了後は我先にと人が動き始めます。三脚の取り扱いには気を付けて下さい。

花火大会のフィナーレは毎回すごく綺麗ですよね。惜しまれるような花火の残像。

お疲れさまでした。落とし物に気を付けて帰りましょう。

 

本日も最後まで目を通して頂きありがとうございます。

株式会社フォトサリュ代表奥本でした。

 

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投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で航海中。TEL:090-8800-8886 平日9:30−17:30
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