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上下左右斜め45度からの光を見つけよう

投稿日:2019年8月17日 最終更新日:2019年8月17日 記事制作:奥本 光城

写真でこんにちは!株式会社フォトサリュ代表の奥本です。

今日のテーマは光の捉え方です。

写真の光

写真を撮るという事は縦横しかない平面の印画紙上に、

3次元の被写体をさも立体物であるかの様に見せる行為です。

 

「立体的に見える様に?」

影をつけて、影を撮ると立体的に見えます。

写真を撮る事は光を撮る事。

写真を撮る事は影を撮る事。

真正面からライティングすると円は円でしかありません。

正確にはカメラの上にクリップオンストロボを付けているので

レンズの上、写真の上の方から光があたる写真です。

 

左右上下斜め45度の光源

 

左右上下の斜め45度での写真です。

背景としっかりと分離して、球としての存在感があります。

 

左右上下、斜め45度に光がある状態だと立体的に見えます。

人間の脳がそう判断するのだと思います。

 

これが、ライティングです。

人間ならば鼻の影が斜め45度に落ちます。

顔だって平面に写ると魅力的ではありません。

 

室内で料理であっても、人であっても、左右上下斜め45度を感じて下さい。

画面を確認しながら撮影場所を決定します。

その場で、何も考えずに撮るのではなく

テーブルを移動したり、家具を移動したりして

部屋の照明で一番明るいライトが上下斜め45度になる様に

被写体とカメラ位置を決定します。

 

被写体のセッティング角度と、カメラ位置の関係で

撮りたいもの事態の写り方と、背景が変わるります。

影が強くなりすぎない様に工夫する

 

影のエッジの出方がはっきりしていると固い光と言います。

小さくて強い光源は固い光を作ります。それはまさしく、夏の太陽です。

ぱきっぃ!と影が強い写真は夏を表現します。

 

他方、光源が大きくて少し弱めの光は柔らかい光を作ります。

曇りの空は広い面の様な光源となり、影がはっきりしない柔らかな光を作ります。

 

 

まとめ

 

晴れの日も、雨の日も

それぞれ良い写真が撮れます。

そして、室内の光と同じように光源の位置を意識します。

やっぱり左右上下45度が室外で作れるのなら被写体は

より立体的に写真に撮る事が出来るでしょう。

 

そして、晴れの日で強い光源の下で人物撮影するのならば

左右上下斜め45度の光ではまぶしくて目が開けられないと思うので、

背中の上下左右45度に太陽がある状態(半逆光)にしての撮影が良いでしょう。

ソフトで顔だけ明るくしてあげると良い写真になるでしょう。

 

人物でなければ画面構成内に1:2又は2:1の割合で光と影の写真を心掛けると

良い構図の写真が出来るはずです。

 

最後にもう一言良い写真の為に

 

気付いていらっしゃるとは思いますが、

人物の場合、撮りたい人がいて太陽(光源)の位置が決まれば

人物の向きとカメラのポジションで左右上下斜め45度の光を作ってあげればいいのです。

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 

それでは

 

株式会社フォトサリュ カメラ講師の奥本でした。

 



投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。

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