• 火. 5月 24th, 2022

写真スタジオ設計(3メートル× 4メーター) 省スペースでポートレートを撮るスタジオを考える

 

写真でこんにちは!

株式会社フォトサリュの奥本です。

さぁ、本日はスタジオライティングについて考えます。

3メーター×4メータースペースの撮影スペース

横幅3メートル×奥行き4メーターのスペースが確保できたとしましょう。

一般的な背景4の幅は2.72メーター。

スタンドの足の開き具合もあるのですが

横幅が3メーターだとかなり窮屈な感じです。

それにカメラ位置と カメラマンのことを考えても

全身を写そうとなるとギリギリのスペースになるでしょう。

 

座って上半身を撮影する証明写真 なら 問題はないでしょう。

 

 

また、 天井の高さも確保が必要です。

 

2400ミリや 2700ミリ、3000ミリ位あるといいかもしれません。

 

横方向に45度、そして上方に45度にライトを置くことで立体的にみせます。

このライトをメインライトと呼びます。

スタジオライティングの魅力と実践

通常カメラのセッティングは

シャッタースピード1/125、1/60くらいで絞りは5.6-8くらいでしょうか。

ストロボ光との同調が必要です。

 

ストロボの閃光スピードは もっともっと早いので、 動きを止めて写し込めます。

赤ちゃんの可愛い表情もシャープに写せるのです。

 

窓から日光が差し込むとか

かなり明るい定常光が付いていない限り、

シャッタースピードが1/125、絞りF11くらいまで絞ると

ストロボなしでは真っ暗に近くなります。

 

ストロボ、そして光質をコントロールするアクセサリーを使うことで、

被写体に ハイライトを入れていきます。

 

実際のスタジオでは

ストロボが瞬間光なので

ストロボメーターを使ってF値を測定して

光の強さを測り、コントロールします。

 

ストロボ本体の出力調整や

被写体までの距離を調整することで

光の強さを調整します。

 

それに加え方向を考慮し

ハイライトの位置や 背景への影響を考慮します。

 

全体にどかっと当てるのではなく

1つの光を、1つのストロボとアクセサリーで表現します。

 

スタジオセット例

[Set a light]というライティングシュミレーターで制作したセット例を見ながら説明します。

 set.a.light 3D - for Photographers

3灯ライティングです。

黒い背景です。

 

レフ板を使いました。

実際のスタジオで光を作る場合。

ストロボメーターを使います。

 

メインライト

まずは被写体を置き、

それを魅力的に見せるためにメインのライトを配置します。

右に45度そして上にできるだけあげたメインライト。

黒い背景に溶け込みがちな足元の光の量を出すために

ソフトボックスを傾けています。

全体の絞り値をF11 を想定して

メインライトの測定値がF5.6-8くらいになるように調整します。

 

フィルライト・フロントライト

カメラの後方、被写体の正面にあるアンブレラ使用のライトは

場所で言うならフロントライト、意味でいうならフィルライトといいます。

すべてソフトボックスで組み立てるライティングもありますが

いろいろなスタジオで見せていただいた

そんな経験的では

アンブレラが適しているのではないかと思っています。

色がきれいに出るからです。(抜けがよい写真がとれる気がします)

 

ストロボメーターでの測定値はF2.8-F4くらいまでで調整します。

 

アクセントライト

被写体の左後方よりグリッドやバンドアを使って

ヘアーやボディーに強めのハイライトを逆光気味に当てます。

無意味に背景に当たらないようにすることと、

カメラのレンズでのハレーションにならないように気をつけます。

 

リフレクター(バウンスボード)

メイン光源の逆側の影を少なくするために使います。

被写体の奥に入れると光の反射だけでなく

白い色の反射が出るので注意が必要です。

 

スタジオ設計

私はスタジオライティングが大好きです。

屋外での撮影と違い

絵を描いている感覚に近いです。

 

黒い背景に別のライトでハイライトを入れたり、色をつけたり。

確保できるスペース(幅、奥行き、高さ)で制約され

アクセサリーの種類、 室内のコンセントの電気容量など 考慮します。

もしもスタジオを新設するなら、

機材の種類にもよりますが、 壁面にスイッチに連動したコンセント の効果的な設置が不可欠です。

灯具の数にもよりますが、 電気容量の確保も必要かもしれません。

 

背景紙を天井から吊るすのか、スタンド式にするのか。

壁紙を決めて、ハバキとの関係性を考慮します。

 

天井にライト用のレールを設置すると床面はカメラスタンドだけになります。

そうすれば七五三でお子様がケーブルに引っかかることは無いでしょう。

 

そんなときには、

天井内にレースウェイを固定して強度を確保したり、アンカーボルトを躯体にうったりします。

釣りボルトを下ろす作業を施工前にお願いしておくこともできるでしょう。

 

早い段階で相談するのが良いことだと思いますよ。

 

写真でこんにちは!

株式会社フォトサリュの奥本でした。

それではまた!

 

 

 

 

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kojo okumoto

「誰でもどこでも簡単に」撮影できるフォトブース導入コンサルティング。企業の40代〜50代のリスキリングを動画、写真の撮影、編集でサポート。

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