• 2024年12月22日 2:50 AM

狭いスペースでの工夫〜反射を使ったバウンスライトライティングとアンブレラライティング

By奥本 光城

7月 8, 2021

投稿日:2021年7月8日 最終更新日:2022年10月7日 記事制作:奥本 光城

写真でこんにちは!

株式会社フォトサリュの奥本です。

いつも考えるのは

省スペースでの撮影。

全身を撮ろうとなるとかなりきついです。

計画通りに作ってみて

どうにもならなければ

椅子に座った証明写真専門店にするか

フォトショップなどでの画像加工でのバックの色変更と画角調整が必要です。

今回作ったのは

こんなスタジオ。

グリーンバックで

グリンーんの洋服を着たモデルさんなので

背景の色は変えられません。(間違った選択?)

ひとまず、さておき



ライトのお話をさせて下さい。

メインライト(バウンス仕様)

向かって左側の壁面にバウンスボードを設置

L字型に組んで

そこに低い位置からストロボをあてています。

ここに跳ね返ったバウンス光をメインライトとします。

バンクも傘もかなり奥行きがあるので

狭いスタジオの場合工夫が必要です。

写真の感想は

ちょっとメリハリの無い(ヌケ感の無い出来上がり)

バウンス光はやわらかいのですが、色再現がよくありません。

それがバウンス光の特徴です。

メインライト(アンブレラ仕様)

アンブレラは発色が良いです。

右メインの場合バウンスボードも有効なので設置のままで良いでしょう。

アンブレラ光を顔に近い位置から使っているので

光量を低くしました。

その結果足元が暗くなりすぎるので

フィルライトを下げてみました。

全体を明るくしたいので撮影絞りをF5.6に変更

ドラマティックな仕上がりになりました。

バウンスライトと見比べる

最初のバウンス光でのライティングは今良く見るライティングかもしれません。

今回は側面でのバウンス光ですが、これを利用した天井面においてのバウンス光も多様されています。

広い面でのやわらかいひかりは現代写真業界の流行的ライティングです。

光の方向性はみえませんが、一見きれいな出来上がりです。

極小スタジオではアンブレラとバウンス光を

お客様によって変えて上げるだけで

そこに高い付加価値が生まれます。

セッティングも簡単な方なので積極的にアピールしたいです。

バウンスライティングスタジオのイメージをもっと掴むための動画です。

ご覧頂きありがとうございました。

どんどん発信していきますので、よろしくお願いします。

投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。

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