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投稿日:2022年8月17日 最終更新日:2023年2月6日 記事制作:奥本 光城

3つのストロボ光の役割

 被写体を2次元の写真やテレビ内で、立体に見せるために当てる斜め45度の光を中心にしたライティングを基本として正面からの色だし目的のフィルライトや被写体と背景を分離させるような光を使う場合があります。

メインとフィルとアクセント

写真という2次元上で立体的に被写体を表現する基本的なライティングについて

ご説明いたします。

例えば、下のような写真をシュミレートしてみました。

メインライトを 右斜め45度、縦に45度に設置することで

被写体を立体的に表現します。

天井高が許す限り上方45度になるように設置しましょう。

もしも、天井高の高いスタジオなら大きなバンクの設置が望ましいです。

天井高があまりないなら少し小さめのバンクで高さを確保するしかありません。

被写体に近づけることで柔らかい光がつくれます。

そしてバンクの中心、光の芯の部分を被写体の奥の肩に向けることで

なるべく均一な光の当てかたをします。(フェザーリング)

メインライトの影の出方を柔らかくするためのフィルライトを設置します。

被写体の色を表現する重要なライトでもあるフィルライトは

かなり弱目のあて方になります。

大きなフィルライトはキャッチライトとしてモデルさんの目にも入るライトです。

そしてアクセントとして

光の筋を作って後方から足元に照射してみました。

ダブルメイン

左右にメインライトで挟み込みのライティングを組んでみました。

ソフトボックスとアンブレラという質の違う2灯で挟み込んでみました

おさらいとして

ソフトボックスは曇っている空の光

そしてアンブレラはダイレクト光をちょっとやわらかくした太陽の光的に使えます。

どちらも魅力的な光を作ります。

メインと2つのアクセントライト

メインは右45度、上方45度のバンク

そこにエッジ感を出すアンブレラのアクセントライトと

背景の中心部分を明るくする為のライトというライティングです。

アクセントライトが髪にも入っていて

肩筋のハイライトもうつくしいですね。

メインと反逆光のアンブレラとトップライト的なアクセントライト

背景に当てていたアクセントライトを

メインと反対側後方に移動してなるべく高い位置から

被写体の肩や髪に対して照射します。

バックライトでできた影の部分にハイライトを入れます。

写真の画面がとてもドラマティックになる

日常と違う被写体の内面を引き出しているように見えます。

まとめ

ライティングはさまざまなパターンがあります。

いろんなライティングを実際に組んでみて

その結果を見ることはとても大変で時間もかかります。

頭の中になんとなくでも

ライティングを考えて引き出しを持っておく必要があります。

人物の髪の色や肌の色、目の色など対応する必要もあります。

シュミレーションしておくと便利です。

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最後にもう一つ、

背後からのアンブレラ挟み込みのライティングとバウンスボード、そしてフィルライト

全てアンブレラの光でのシュミレーションです。

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投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。
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