投稿日:2020年9月28日 最終更新日:2022年7月17日 記事制作:奥本 光城
光を柔らかくして影の描写のコントロールをする為
ストロボを直接向けると
硬い光で影が強く出ます
そんな時できること
反射光にするか
透過光にするかの2択
どちらも発光面を大きくしてあげることで
柔らかい光を作ることです
反射光
ストロボの光を反射板や天井や壁に向けて照射し
その反射光で写真を撮ります
反射させる面の色に気をつける必要があります
意図的に反射させる面の位置を選べば
その方向からの大きな光を作ることができます
透過光
半透明な物質を通して光を作ります
ストロボの熱に気をつければビニールでも
ゴミ袋でも、まな板の薄いので使えます
反射光と透過光
箱の全面に半透明のシートを配置したもので
箱の内部反射光を前面の半透明膜を通して利用します
ボックスなので向ける方向で光の方向性もコントロールしやすくなります
家にある素材で気取らないソフトボックス制作
家で出る不用品を素材にして作ってみました。
検証もしてみました。
影の出方については効果がありました。
合わせて、色温度の設定など為になるかもの内容です。
動画をゆっくりと見る時間のない方にご説明します!
使い終わったティッシュボックスをカットする
ディフューザーを貼りやすいように、フチを残してカットしました。
4辺の内、1辺を残して切りました。そしてカットした面の中央部にスリット状の窓状の切り込みを入れました
不要のレジ袋をカットする
白い部分を中心に見つけて
適当なサイズにカットします
カットしたティッシュボックスに貼り付ける
テープでざっくりと貼り付けます
撮影してみる
撮影してみると
光量も落ちますし
色温度も変わっちゃうので写りの色合いも変わります
光量の調節
ディフューザーをかましたぶん、光量を上げます
今回は2〜3段位上げました
ホワイトバランスの設定
ホワイトバランスをオートじゃなくて
プリセットホワイトバランスを選択します
そしたら、白い紙、白い背景紙、18%グレーのボードなどを撮影します
補足
出来れば、発光部をカメラのホットシューから外して使用したいところ
そんな時には
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それではまた今度!
ライティングの基礎はこちらに記事を書いてます。
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。