投稿日:2020年3月28日 最終更新日:2020年4月5日 記事制作:奥本 光城
商品撮影は撮影の基礎です。
理由は、カメラ位置で変わる被写体の形の変化と
反射の確認、エッジの黒締めなどが必要だからです。
1.商品撮影の為の機材
背景は白バック紙で良いです。
アクリル板を加工した、商品撮影台も販売されています。
テーブルの上の様な高さに設置できると良いでしょう。
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最低2灯のストロボが必要です。
モノブロックでも、可搬型の電源でもかまいません。
トレーシングペーパーでが被写体を挟み込むように配置し
両サイドから光を作ります。
アンブレラを使っても良いでしょう。
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2.白バック紙と黒ケント紙でエッジと反射のコントロール
シルバーやゴールドのパッケージは正面からだとカメラが写り込みます。
白いパッケージでは白い背景との境目が分からなくなってしまいます。
そこで、黒いケント紙を筒状にして置いたり、
適当にカットして背景に貼ったりします。
アクリルキューブの大中小や、写真用の練り消し。パーマセルテープなども必要です。
3.カラーチャートで色温度と発色の確認
色温度を設定して、露出が正確だと発色もきれいです。
ちょっとした露出の違いで変化するので、カラーチャートの撮影もしておくと
RAWの現像という工程でとても便利です。
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4.PCでライブビュー画像(方眼グリッド表示が便利)
ちょっとした傾きで、ロゴが左右に片寄ったりします。
箱の正面と言っても、奥行きの具合を方眼グリッドで確認すると便利です。
ちょっとしたカメラの位置の変化と、置いた商品の向きで大きく変化します。
三脚やPCとつなぐUSBケーブル等必要です。
5.PC内にテザー撮影で転送されたファイルを外付けSSDに保存
撮影後は念の為、バックアップを速やかに撮りたいものです。
外付けタイプのSSDは転送スピードも速いので最適です。
6.まとめ
結構色々と必要になります。
アマゾンをのぞけば、いろいろとあります。
調整をきちんとできれば、機材の良しあしはカバーできます。
例えばストロボで言うと、
良いストロボは、ずっと一定の露出(ストロボの出力)がキープ出来ます。
他方、品質の悪いストロボは露出不足(ストロボの出力)不足のコマがあったりします。
頻度の問題はあると思いますが、1/3位変わる事もありました。
ストロボだけは良いやつ購入した方が、後からの手間が省けると思います。
機材の購入相談から設置、調整、運用のマニュアル化をお手伝い致します。
ご相談下さい。
株式会社フォトサリュ 奥本
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。