投稿日:2023年9月15日 最終更新日:2023年9月15日 記事制作:奥本 光城
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昨日、気がついたのでつかってみてから始まったソフトウエアとの付き合い方を考える試行錯誤の旅の結論は、一つの作画工程に落ち着きました。思い通りのイラストを作るためのステップです。なぜいきなりフォトショップで作らないのか、なぜset a light 3Dを使うのか、途中でLeonardo.Aiを使うのか解説します。
set a light 3Dで画面構成を考えて参照画像を作る
プロンプトとして説明して、作品を作るためには、かなりの時間と労力が必要です。しかも、偶然性に初めから丸投げの場合、思い通りに進まない現実に遭遇することになります。ここで、必要な参照画像が成生Aiにどんな情報を提供するのかお話します。
モデルのポーズや、背景との距離感、そしてカメラの高さや角度といったアングル情報などです。これを言葉で説明することは無理です。説明できたとしても、偶然性で作画するAiは時間とコストを要します。例えばジムでの撮影、イメージを作ってブログで使いたいとしましょう。最初に作る画像例です。
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set a light 3Dで作画するのですが、プリセットのモデルの髪型や服装、色などの選択や、ポーズは関節を動かすことで調整できます。壁や、機材などの撮影小物も充実しています。割引コード「KOJO-10」と入力すると割引されます。ダウンロードを探して、無料お試しダウンロードがおすすめです。クレジットカードなどの情報を入れることなく、お試し版がダウンロードできます。ウインドウズとMac用のソフトです。ぜひお試しください。
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Leonardo.aiに参照画像をアップロードして、プロンプトを加えて成生
都会のビルの上にあるジムという想定でのイラストが欲しいとします。今回は次の画像を使います。
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プロンプトは「A gym in the city, skyscrapers visible from the windows, innovative sportswear, everyone in good spirits, and very beautiful people.」としました。ただ自分の作りたいイメージを、翻訳サイトで英語化して入力しただけです。「都市のジム、高層ビルが見える窓、革新的なスポーツウエア、みんな元気、そしてとても美しい人々」といった具合です。
そして作ったイメージは次の通りです。同じプロンプトでも設定や効果の比率などを変えることで様々なイメージが出来上がります。
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背景の高層ビル感を出そうとするとそのほかの部分がうまく出来上がらなかったりするのがAi作画です。ここではモデルの雰囲気にこだわりました。
フォトショップにAi成生画像を読み込んで、部分的にコンセプトに近づけていく
私はLeonardo.Aiを使っています。そして雰囲気で一枚を決めました。
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「A gym in the city, skyscrapers visible from the windows, running mashine」というプロンプトで背景を作ります。そのあと被写体を選択して顔の部分を外して、体の部分だけスポーツウエアとプロンプトを書いて作成します。
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フォトショップで文字入れをしてチラシとして使うこと、バナーとしてホームページで使うことを想定してみました。
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まとめ
成生Aiが出てきた最初の頃から、set a light 3Dの有効活用はとても便利な機能だと思っています。今も変わりません。そして、フォトショップが本格的に本命のクリエイティブツールとしてAi化されました。今後もっと改善されていくでしょう。今のところ、顔つきとか美しさとかについては早く運用を初めてくり返し学習させられて進化した成生Aiの方が質の高いイラストを提供してくれます。今は、それぞれの利点を補完した状態で使うことが望ましいというのが結論です。商業利用の有無につきましても、Leonardo.aiもフォトショップも現時点では可能なようですが、ご自身でご確認ください。
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投稿者プロフィール
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- 株式会社フォトサリュ代表
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。
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