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ゼット世代保育士の自己投資戦略:写真撮影スキルを磨こう

投稿日:2023年8月30日 最終更新日:2023年8月30日 記事制作:奥本 光城

保育士として働くゼット世代の皆さん、こんにちは。今日は自己投資の一つとして、写真撮影スキルを磨くことについて考えてみましょう。自分自身のスキルを高めることは、プロフェッショナルとしての地位を向上させるだけでなく、保育の現場で子供たちの成長を記録するための強力なツールとなります。これは、親御さんが日々の活動を見るようにするだけでなく、自分自身が子供たちの進歩を振り返るための資料ともなります。写真撮影で子供の目線を意識すると思わぬ発見があるものです。実際には日々のお仕事でくたくたで、写真撮影なんかしてる場合じゃないかもしれません。ちょっとコツを知っていて、綺麗な写真が撮れるくらいでいいでしょう。もしも、撮影が好きなら趣味として勉強してみましょう。きっと将来役に立つことがあると思います。

1. 写真撮影スキルの重要性

保育士としての仕事は、子供たちの成長と発展をサポートすることです。その過程を視覚的に記録することで、子供たちの成長をはっきりと示すことができます。また、写真は親御さんへのコミュニケーションツールとなります。子供たちの日々の活動や成長を共有することで、保育士と親との間に強い信頼関係を築くことができます。保育士が一番子供達に近い位置にいるのです。

2.写真撮影の基本を学ぶ

写真撮影は芸術であり、技術です。基本的な撮影技術を理解することから始めましょう。これには、カメラの操作、光の理解、構図の基本などが含まれます。

フレーミングと構図

写真撮影の基本となるのは、フレーミングと構図です。フレーミングは、写真の中にどのような要素を入れるか、どこに焦点を当てるかを決める技術です。一方、構図は、写真内の各要素の配置やバランスを考えることを指します。

一般的に、被写体を中心に置くと自然な見た目になりますが、画面の三等分に交差する点に被写体を配置すると、視覚的に魅力的な写真になります。下の図のように画面を大体でいいので3分割して線を引いた意識でその4つの交点(黒まる)の位置あたりに見せたい部分を配置すると整って、みやすい画面構成になります。縦位置でも同様です。

フレーミングを決定する要素は、カメラ位置と角度です。カメラ位置を調整することで、背景の移り方や被写体どうしの距離感が変化します。角度の基本は並行ですが、傾けることで形を変化させて表現すル方法もあります。

下から見上げるようにカメラを傾けると顔や体、それに背景の窓枠やレンガなどが全て上部が狭く、小さく見えるように変形します。遠近感が出るのです。頭の先が細く見えるように変形します。その分、足元など下にある部分は大きく見えるのも特徴です。

逆にちょっと上方から下にカメラを傾けて撮影すると下方が小さくなる効果が現れます。

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ライティング

ライティングは明るさや影の使い方で、写真の雰囲気を大きく左右します。自然光を上手く利用することが重要で、直射日光は強すぎて被写体を白っぽく見せてしまうことがあるので注意が必要です。

また、屋内撮影では窓からの自然光を利用するか、照明を調整することで良い結果を得ることができます。ライティングの基本は試行錯誤で、何が最善かは撮影する状況によります。

撮影モードと設定

スマートフォンのカメラアプリには多くの撮影モードや設定があります。一部のモードや設定は特定の状況で役立ちますが、基本的には「オート」モードで十分な結果を得ることができます。

ただし、特定の効果を得たい場合や、特殊な照明条件の下で撮影する場合には、ISO(感度)、シャッタースピード(露光時間)、アパーチャ(絞り)などの設定を調整することが必要になります。これらの設定を理解し、適切に調整することで、よりクリエイティブな写真撮影が可能になります。絞りを開けるとピントを合わせた場所以外の前後の被写体がボケやすくなります。露光時間が長いとぶれやすくなります。それらを使って動きや目線の誘導など写真で表現します。

練習と実践

スキルを磨く最良の方法は、常に練習と実践を行うことです。日々の活動中に子供たちの写真を撮ることで、自然な瞬間を捉える能力を向上させることができます。ずっと撮り続けることで、カメラやスマホの存在を子供達が忘れるようになるでしょう。

人に見せて感想をもらう

自分の作品を他人に見せてフィードバックを求めることは、自己改善のための重要なステップです。自分の視点だけでなく、他人の視点からも作品を評価することで、自分のスキルを客観的に理解することができます。あるいは、撮影してから期間をおいて自分で見返して直感で評価するといいでしょう。

3. 自己投資としての写真撮影スキルの向上

ゼット世代の保育士として、自己投資は非常に重要です。写真撮影スキルを磨くことは、子供たちの成長を記録し、親御さんとのコミュニケーションを強化するための強力なツールとなります。基本的な撮影技術を学び、常に練習しながら、他人からのフィードバックを受け入れることで、自分自身のスキルを向上させることができます。

さらに、写真撮影スキルは自己投資としての価値があります。これは自分自身の成長とプロフェッショナルとしての進歩を促進します。我々の業界では、子供たちの成長と発展を記録し、それを親御さんと共有することが重要であり、これは写真撮影スキルを習得することで可能となります。

写真撮影スキルを磨くことは、ゼット世代の保育士としての自己投資戦略の一部となることでしょう。これにより、子供たちの日常の瞬間を捉え、その成長と発展を視覚的に記録することが可能になります。さらに、これらの写真は親御さんとのコミュニケーションを強化し、信頼関係を深めるためのツールとなります。

写真館でも保育士さんのカメラマンは重宝されます。子供の笑顔が引き出せるからです。人生においてさまざまのシーンで子供の写真を撮ることができれば、喜ばれます。まずは、カメラのアングルと構図から始めてみましょう。

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投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。
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