投稿日:2023年11月6日 最終更新日:2024年1月26日 記事制作:奥本 光城
強さ
強さを調整するのはストロボ本体の光量調整ボタンかつまみ、そして被写体までの距離です。本体での光量調整の場合は2種類での表示方法があります。国産ストロボメーカーに見られる分数表示と海外メーカーに見られる2から10までで9fストップス(9 f-stops)と表示されている場合があります。
Profoto A10 オンカメラフラッシュライト ニコン用
Profoto A10 オンカメラフラッシュライト Canon用
国産メーカーの場合は購入時のストロボの最大出力をフル1/1として、1/2でちょうど半分で絞り1段分の調整となります。
COMET(コメット) モノブロックストロボ TWINKLE04FS-RSリフレクター付き TW-04FS-RS-R
1/32は間に1/2、1/4、1/8、1/16があるので5絞り分光を弱くしてくれることになります。海外メーカーに見られる9fストップ表示ならフルである10に比べて9、8、7と数字が1つ少なくなるに従って一絞り分ずつ弱くなることを示しています。
質
硬い光と、弱い光。それは夏の昼間の直射日光と曇りの日の光の意マージの違いに例えられます。1番硬い光は、点光源で強い光の時にできます。多くの高出力タイプのストロボ発光管が馬蹄形という丸い形をしているので、リフレクターを外して上に向けて被写体の方向からは直管に見えるよう配置して、最大出力でなるべく遠くに設置することで最大効果を生みます。
柔らかい光は、発光面を大きくすることで作ります。
UNPLUGGED STUDIO 40インチ ホワイトアンブレラ(グラスファイバー) UN-016
アンブレラでの反射光、壁や天井面への照射によるバウンス撮影、
での透過での作用、ソフトボックスによる光も、全て特徴ありの柔らかな光です。
照射角度と方向
剥き出しの発光管では光が四方八方に飛び出して、室内で反射してから被写体に届きます。そこでリフレクターで一方方向に照射するように調整します。光が当たっているとことは明るく、当たっていないところは暗くなります。もっと狭い範囲で調整したいなら、グリッドと呼ばれるアクセサリー使います。L・M・Sと格子のサイズで照射角度が変更できます。
格子の小さなSが1番狭い照射角度になります。合わせてバーンドアやスヌートと呼ばれる先細りのリフを使うこともできます。反射光では光の照射角度を調整することはできません。柔らかな光で照射角度が調整できるのがソフトボックスやビューティーディッシュです。
ソフトでライティング練習が1番リーズナブルな習得方法
ストロボライティングの知識を持ったカメラマンは少ない。練習や習得が難しいからです。ストロボでの撮影方法が学びたくて、スタジオマンをしたり、就職してアシスタントとして技を盗んでいたあの頃。今は令和です。知識は自分で習得できます。youtubeからの知識習得をメインに、本やブログ記事、メーカーのホームページなどから情報を仕入れます。そしてそれを自分で練習、習得、発展させてから本当に欲しいと思った機材を購入します。それができる時代です。私が紹介しているソフトはset.a.light 3Dです。15日間の無料お試しができます。ポーズも髪型も、衣装のオンオフも思いのままです。ジャケットだけないとか色々できます。もしも気に入って購入するなら「KOJO-10」とクーポンコードを入力してみてください。割引になります。
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。