投稿日:2021年11月18日 最終更新日:2022年10月7日 記事制作:奥本 光城
レンズ交換式ミラーレスカメラ
良いレンズを使うことは、いい写真が撮れるための近道です!
レンズの良さは
レンズの設計です。
大きいレンズは高価で高性能。
その時にかけられるお金の量で、
買い足すことができるのです。
レンズは明るさと
ズームの倍率と
ブレ防止機能などで価格が変わります。
初心者とは
そうです。初心者。
何も知りません。
カメラの持ち方も
スイッチの入れ方も。
どんな写真がいい写真で
どんな写真を撮りたいのかもわかりません。
なので、どのメーカーのどんなカメラを買ったら良いのかも
想像すらできません。
量販店のカメラコーナーに行って
見た目のいい、好きになれそうなカメラを見つけることから始めましょう。
まずは、カメラを好きになって
金額が見合うなら、それが出会いです。
まるで、パートナー探しのように思えてきますが
それが正解。
好きになってから全てをスタートさせます。
好きなら取り扱い説明書も
きっと読みこなせるでしょうから。
説明書なんて読まないよ。
でも、カメラの説明書はとても重要です。
好きなパートナーを
より詳しく知る努力が必要なのです。
カメラ選び
キーワードは「レンズ交換式」
写真の楽しみは
ピントの合っている範囲をコントロールして
写真の見え方をコントロールすること。
最近発売のアイフォーンのカメラのシネマティックモードは
動画でこのピントの範囲をコントロールして
映画のように見せようとするもの。
写真をドラマティックにするのも
動画をドラマティックに表現するのも
ピントの合う範囲のコントロールなのです。
量販店に行ってパートナー探し
レンズ交換式カメラのコーナーに直行しましょう。
一眼タイプとミラーレスタイプがあります。
高いものはプロ用。(シャッターの耐久数を含めた信頼性を担保するための妥協を許さない姿勢)
お手頃なものはコストカットして必要な部分を必要な人に。
例えばNikonのミラーレスのプロタイプは最近Z9が発売されて約70万円くらいで予約販売されています。
ちょっと前まで最高機種だったZ7Ⅱ
Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z7II ボディ black 新品価格 |
そして動画撮影性能でちょっと目立った存在のZ6Ⅱ
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そして一番安いタイプのZ5
まぁ、それでも高いのには理由があります。
撮像素子、そう記録する電子部品のサイズが大きくて高いのです。
その方がピントのボケ具合は大きく変化させられるとか
白つぶれ、黒つぶれのしにくさとか
利点があるのです。
でも、もっと安くしたいと思ったら気軽に持てるZ50
上の写真で見ると、マウントといって
レンズをはめる金属の大きさに比べての
撮像素子の大きさの違いがはっきりわかりませんか?
高いカメラには理由があるのです。
でも小さい素子のカメラの利点もあります。
それは、望遠に強いこと。
だから、子供の運動会とか撮りたいなら
撮像素子の小さいのでも十分なのです。
(大きい素子なら撮影時に選べるというのは高いカメラのいいところ)
量販店のカメラコーナーに並んでいるカメラで
明らかに性能の劣っているものはありません。
カメラは
本体(ボディー)とレンズからできています。
撮りたいものが反射した光が
レンズを通って本体の撮像素子で電気信号に変えられて記録されます。
本体は安くても10年前の最高機種
みたいな進化。
もう必要十分な機能が満載です。
一緒に買うレンズの話
撮影したいもので選択は変わってきます。
いろんなものを撮影するの為の最適な一本は残念ながらありません。
レンズ選びの基礎となる焦点距離は50mmレンズだと言われています。
理由は人間の目の画角に近いから。
なので、35mmフィルム換算での50mmという焦点距離のレンズが
基準となります。この画角を徹底的に覚えることが必要です。
そんな難しい!
そんなあなたは、標準レンズと覚えておいて
量販店の店員さんに聞いてみるといいでしょう。
きっと、標準焦点距離50mm近辺のズームレンズが便利だと
レンズセットをすすめてもらえると思います。
そこで、単焦点(ズームが効かない)レンズを注文できるかが重要です。
明るさによって何種類か選べると思います。
F1.2
Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.2S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ50 1.2 新品価格 |
F1.8
Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン 新品価格 |
随分と価格も違います。
安いレンズもありますが
安い他社製のレンズを使った瞬間、
それはNikonではなくなってしまいます。
アマゾンで互換性のある他社製のレンズの見本写真を見ました。
ボケ具合が非常に汚い。
絶対に純正レンズがベストチョイスです。
なぜ単焦点の焦点距離35mm換算の50mmレンズを選ぶのか
50mmのレンズは明るいレンズでコンパクト。
明るいレンズなら、シャッタースピードが早くできるのでブレが少ないシャープな写真が撮れます。
そして
絞りの値を小さくして(絞りをあけて)
被写体にグッと近寄って写真を撮ると背景をぼかした写真が撮れます。
風景ならちょっと大きいF値を指定して(絞りを絞った状態)
空の方向に少し傾けて撮影すれば
広角で撮ったような写真が撮れます。
絞り値とカメラの角度の付け方を学んでから
他の焦点距離に行くと
その焦点距離で撮る理由と味付けの方法が理解できます。
ただ、画面の大きさを変えて撮れるというのは
本来のレンズの選び方ではありません。
被写体と背景の写り方の違い、遠近感、ゆがみ具合などが作品を作る時に重要になります。
その基礎となる画角や効果を学べるのが50mmというわけです。
それを強く感じるのは
結構たくさん写真を撮った後のこと。
お金をかけられない頃にはなかなかできない選択でした。
まとめ
職場ではキヤノン社製品を使っています。
自分の会社ではNikon。
一番好きなのはNikon。
レンズもほとんどニコン。
フィルムレンズも含めると
ペンタックス、キヤノン、ニコン、フジ。
オールドニッコールも最近集めたもの。
オールドニッコールを
デジカメで使うのもたのしいところ。
「レンズ交換式のカメラで単焦点(ズームじゃない)50mmレンズをつけるカメラでおすすめはありませんか?』
そんな魔法の言葉でパートナーをゲットしてください。
何を撮ろうか楽しみにしながら、取り扱い説明書は隅から隅まで読みましょう。
カメラをで部屋にある身の回りのものを撮ります。
カメラを近づけたり、遠ざけたり。
絞りを変えたり、シャッタースピードを遅くしたり、早くしたり。
フィルムカメラなら勿体無いブレた写真も
デジタルカメラなら画面でタダで確認できます。
スマホに取り込んでインスタにアップロード。
写真撮影は
シャッタースピードと絞りの関係。
全体のトーンを明るくしたり、暗めにしたりした中に、ライトを当てたり当てなかったり。
色付きのフィルターをレンズにかけたり、ストロボにかけたり。
いろいろな工夫をしながら、撮影をするのが楽しいのです。
投稿者プロフィール
- 写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。