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レンズの焦点距離と写真の写り方について

By奥本 光城

8月 16, 2019

投稿日:2019年8月16日 最終更新日:2023年2月1日 記事制作:奥本 光城

 レンズを通して入ってきた光が焦点を結ぶところまでの距離です。焦点距離が短いと広角でピントが合う範囲が広くて、焦点距離が長いと望遠でピントが合う範囲が狭くなります。画角と被写界深度を作画に反映させることができます。それではもう少し詳しくお話します。

 

そもそも焦点距離とは

ミリで表現します。ニコンのオールドレンズでセンチメーター表記のものがありました。

50mmの焦点距離のレンズを標準とします。(35mmフィルム換算で)

この標準のというのは、人間の目の移り方に近いと言うことです。

(画角の奥行き感など)

※ちなみにカメラでmm(ミリ)は焦点距離と

センサーサイズ(フィルムサイズ)で使います。

例、50mmのレンズ(画角)で

35mmフルサイズセンサーのデジタル一眼レフカメラで

写真を撮った。

みたいに、使います。

なので安めで使いやすいデジタル一眼は

センサーサイズが小さいので、望遠向きです。

昔のレンズを使っても中心部しか使わないので

解像度のいいとこだけ使っている感じです。

昔のレンズで200mmの焦点距離のレンズを使うと

約1.5倍で300mmくらいの望遠になります。

この焦点距離、ざっくりレンズから50ミリ(5cm)のところでフィルム面みたいな感覚です。

なので望遠(遠くのものを大きく移すことのできる)レンズは長いのです。

レンズの性能には明るさ(F値)もあるので価格と大きさに差があるのです。

画角とは

写る範囲のことです。

なれて来ると、腕を広げて。

(50mmの画角だ)

(35mmの画角だ)

(85mmの画角だ)

(200mmの画角だ)

となります。

取りたい題材を見つけて、

手を広げながら近づいて

レンズの焦点距離とフレミーングの最適な位置に

カメラをセッティングできる位置に三脚を据えます。

そしてひたすらシャッターチャンスを待つか、演出することになります。

何が変化するか

取りたいものが比較的離れている場所にあり、

画角、ズームといった意味で焦点距離を選択した場合を想定します。

同一距離、同じ絞り値の時の参考を標準中を50mmとした場合の参考です。

焦点距離

被写界深度ボケ味

被写体と背景の距離

35mm広い遠い
50mm
85mm狭い近い(圧縮効果)

50mmを基準として  被写体の大きさ→中

同じ絞り値でのピントが合う範囲→中くらい

ピントがあっている範囲以外のボケ味→中

被写体と背景の距離感→中

35mm        被写体の大きさ→小

同じ絞り値でのピントが合う範囲→広い

ピントがあっている範囲以外のボケ味→小

被写体と背景の距離感→大(小さく遠く感じる)

85mm        被写体の大きさ→大

同じ絞り値でのピントが合う範囲→狭い

ピントがあっている範囲以外のボケ味→大

被写体と背景の距離感→小(大きく近く感じる)

つまり、被写体の大きさだけでなく背景や前景の

移り方が変わるということなのです。

実際どう使いこなすか

例えば新宿の高層ビル群の背景に

大きく写る富士山の写真。

肉眼ではこんなに富士山は大きくみえないのに。

これが望遠レンズの圧縮効果というものです。

実際は距離が離れているものを、絞りを絞って両方ピントを合わせられると

近くにあるように見せることが出来るのです。

反対に広角で撮るということは

例えば子供を広角で近寄って取ると、

背景は多くの周りにある玩具などが映り込み

子供のいる環境を一枚の写真に写し込む事ができます。

反対に子供を望遠で絞りを開放(値が小さくて絞りが空いている状態)に

してあげると、背景のおもちゃがボケて背景になります。

まとめ

同じ写真を撮る場合でも、(写真の中に同じ大きさの人物が写る状態)

広角で近寄って、絞りを絞った写真と開けた写真。

望遠で遠くから、絞りを絞った写真と開けた写真。

その間の写真。

移り方が変わるのです。

自分の機材で移り方をチェックしましょう。

カメラとレンズでみんな違います。

アイフォーンだって同じようなものでズームと距離で移り方が変化します。

ただ、撮るのではないそのひと手間だけが

写真を良くしてくれるのです。

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投稿者プロフィール

奥本 光城
奥本 光城株式会社フォトサリュ代表
写真好きカメラ業界経験30年。カメラ店勤務からグリラーメーカー、そして国産ストロボメーカー、アルバム製造機材販売専門商社を経て、株式会社フォトサリュを設立。ネット活用を映像と想像力で構築し生成AiやNFT制作、動画編集にも着手。様々な方法を融合して個人のブランディングをお手伝いいたします。

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