
背景を黒く写すということ
人にあてる光と
背景にあてる光を分離して考える
ただ黒くするだけなら
光を当てなければいい
しかし黒髪なら背景に溶け込んでしまい
背景からの分離感がなくなってしまう
奥行き感が感じられなくなるし
立体感も損なわれる
そんな見本
背景との分離
そこでトップライトの例がこちらになる
肩と黒髪にハイライトを入れると立体感が出る
(グリッドを入れて照射角を調整したダイレクト光)
ただ脇の下のあたりが黒塗りの様でイマイチ分離感が感じられない
そこでもう一灯追加する
トップと肩の光をアンブレラに変えてから
背景に別のライトをあてる
ほんの少し
腰の辺りの背景にライトをあてる
なだらかなグラデーションが頭部へ向かう
配置図のPDFは以下の通り
まとめ
黒バックで写真を撮るということは
メインに当てた光を背景に当てないで暗くすることで
撮影できる
ただ、黒髪との分離ができないことがあるので
エッジを際立たせるライトの工夫が必要になる